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help リーダーに追加 RSS 今でもグランドファーザーズが大好きなのだ

<<   作成日時 : 2005/02/15 11:46   >>

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「グレイトフル・デッド≒グランドファーザーズ」説を前記事(「ズルズルっとしたロックを愛してる」)でかました勢いで、久しぶりにグランドファーザーズの2枚のアルバムを聞いているのだけれど、んもーやっぱりズルズルっとしてますなあ。激しく良いですよー、今聞いてもなお。89年『Western-Charnende』、91年『BBB』。本当に2枚とも、ロック史に残る名盤だと思う。世の中がバンドブームに浮かれていた80年代終わりから90年代の始めにかけて、そんな空気と無関係に、こんな良質なロックが、ある場所には存在していたということが奇跡的な気さえする。

例えば、私が大好きな、『BBB』の9曲目「TRAVELING MOOD」。もーーーこのイントロの気持ちよさったら。なんというギターサウンド!なんというグルーヴ!これがグレイトフル・デッドに匹敵するのではないかと私が言うのも、やっぱり見当違いではないよね?このズルズル感を出せて、出せるだけでなくレコードの溝に(実際はCDですけどね)そのまま残せるバンドって、日本では稀少だよなーーー。もちろんそれは、プロデューサーである“Wangan-King”鈴木博文さんの力量でもあるのだと思うけれど。この「TRAVELING MOOD」は、CDに入る前からライブでいつも披露してくれていて、彼らのライブに通いつめていた私は、その頃から大好きで大好きでしょうがない曲だった。グランドファーザーズって、録音物としての音を緻密に構成していく宅録少年な部分と、ライブで音を練り上げていくライブバンド的部分の両面がたぶんあって、そのバランスが絶妙だったんだと思う。そして私は、CDの音に残る彼らの魅力と同じかそれ以上に、ライブでの彼らにとにかく参ってた。

グランドファーザーズのライブ、今となってはあいまいな記憶しかないのが悔しいけれど、青山さんと西村さんのギターの絡みぐあいがおっそろしく気持ちよかったのはまざまざと思い出せる。青山さんの超絶ブルージーなギターが得もいえぬ快いフレーズを弾(はじ)き出したあと、西村さんが入れ替わっていつ果てるともないプログレッシヴテイストのギターソロをかます、なんていう場面。その「瞬間」に立ち会いたくて、私は日がな彼らのライブに通っていたんだなー。あの頃のライブ、映像で残ってないのかなー。ないよなきっと…。ライブアルバムの一枚も出してくれていれば、と思うけれど、あまりにも短い期間で(たぶん、5〜6年かな)駆け抜けていったバンドだったから、残した録音物が少ないのは、残念だけれど仕方ない。

でも、2枚のアルバムの魅力と存在感は今でもまったく擦り減っていないし、それ以上に大きいのは、青山陽一さん、西村哲也さん、大田譲さん、その3人が、あれから15年経った今もなおしたたかに、彼らにしか出せない音を、それぞれの場所で鳴らし続けているってこと。グランドファーザーズというバンドはもう存在していないけれど、グランドファーザーズが持っていたスピリット、目指していた音の高みは、今の彼らの活動の底辺にそのまま息づいているのだと思う。そのことも含めて、だからやっぱり私は今でも、グランドファーザーズというバンドを愛してるのだ。深く深く。

余話。ズルズルっとしたロックという共通点を持つ(←私が言ってるだけだが)グランドファーザーズとグレイトフル・デッドだけれど、デッドに二人のドラマーがいたのに比べて、グランドファーザーズは、『Western-Charnende』のときにはメンバーだった鈴木秀明さんが脱退した後は、最後までドラマーのいないバンドだった。ドラムが二人のバンドも珍しいけど、ドラマーがいないバンドというのもスゴイよね。私がグランドファーザーズのライブを見ていた当時は、たぶんあの(…あのローザ・ルクセンブルグの、あのメトロファルスの、あのスターリンの、あのルースターズの…って、スゲーな)三原重夫さんが主に叩いていたと思う。でね、ものすごく曖昧な記憶なんだけれど、グランドファーザーズのライブで「ツインドラム」だったことが、私が見た中で一度だけ、あったような気がするんだー。ドラマーのいないバンドがツインドラムかよ!とひとりツッコミ入れながらコーフンして見た記憶が…。今思うとあれ、三原さんと夏秋さんだったのかな。なんて思って今さら倒れる私だ。まったくの記憶違いかもしれないけれど。

*「BBB」grandfathers

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コメント(10件)

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グラファンのドラマーって私が知ってるだけで5人くらいいますよ(笑)
三原さんと一緒にやってたのは、パーカッションがメインの人じゃありませんでしたか?割と太って大きな津山さんという男性。(あのバンドを最後に引退して、NTTの社員になってしまいましたが。)
って書いてる私は、三原さんが叩いてる時代のグラファン、見た事ナイッス〜。・゚・(ノ∀`)・゚・。ウマヤラシー
snowy
2005/02/15 17:38
をーsnowyさんだー、コメントうれしいっす!
>グラファンのドラマーって私が知ってるだけで5人くらいいますよ(笑)
うははは。じゃーある意味デッドを超えてますね。ツインドラムのとき、誰だったのかなあ、何しろギター×二名さまに夢中で、後ろのほうまでよく見ていなかったかも…。(って失礼な!)snowyさんがよく見ていたのは夏秋さん時代なのかな?私はそこから先が途切れちゃってるので、逆に、うらやましいですよーッ。
moonlightdrive
2005/02/15 17:57
その後、某氏より「ダブルドラムのときは三原重夫さんと鈴木秀明さんの二人体制だった」という情報を頂きましたー。私がグラファンのライブをよく見ていたのは89年ごろからだったので、てっきり鈴木さん脱退後だと思ってたのですが、鈴木さん〜三原さんの過渡期だったのかも。それにしてもすごい才能を輩出しているバンドですねえ、つくづく。ため息出ちゃいます。
moonlightdrive
2005/02/15 22:09
私が初めて見たのは87年くらいだったと思うのだけれど、
その時ドラムは誰だったんだろう。

映像ですが、一般に販売されていたものでは、
ロフトが出した「Rooftop」という、
ナゴムのオムニバス・ビデオで、ほんの少し映ってるのがあります。
見せられる機会があれば、カーネーションとともに、
お見せしたいです。
fullmoon
2005/02/15 23:58
すっげーマニアックでコアな話で盛り上がってる〜!
みんなでfullmoonさんの家に行って観ない?
わたしゃ、キンクスとツェッペリンとポテトチップ
持っていきますから。(当然酒も)
ぜん
2005/02/16 07:06
うへーみなさん私が寝てるあいだにコメントありがとうございまっす。なんてマニアな方々なんだろう。

>ナゴムのオムニバス・ビデオで、ほんの少し映ってるのがあります。
さ・さすがfullmoonさん…そんなのまで持ってるとは。ではいずれぜんさんと共に押しかけることに。でも“下北のレコード屋みたい”だというfullmoonさんちの陳列棚(←店じゃないってば)の中味見たら、私卒倒してしまうかもなー。
moonlightdrive
2005/02/16 09:04
ビデオ、見直してみたら、35秒くらい。曲は「僕は火の車」。
同じビデオでカーネーションも35秒くらい。こちらは「ご機嫌いかが工場長」。
ほんの少しですけどね。
カーネーションは、「ナゴムレコードの黄金時代」というビデオで、
「DUCK BOAT」の前の時期にはよく演奏してた、
「オレンジ・ボーイ」と「花園にすわる気持ち」の2曲フルの映像もあります。

ぜひぜひ、ぜんさんと我が家へどうぞ。
私もみなさんのレコード棚、特にぜんさんのには興味があります。
fullmoon
2005/02/18 01:57
んぎゃーものすごいお宝映像ですねソレ。
「ナゴムレコードの黄金時代」というタイトルも何かすごいなあ…。
カーネーションもグランドファーザーズもあんまりナゴムっぽくないんですけどね。
いつかおジャマできるの激しく楽しみにしております!
moonlightdrive
2005/02/18 09:17
すいません。訂正。
ビデオのカーネーションの曲は「恋は底抜け」です。
なんで「工場長」って書いちゃったかな。
最近うっかり書き間違いが多くて。
fullmoon
2005/02/18 11:55
「恋は底抜け」!それは私がカーネーションと出逢った
思い入れの深い大好きな曲ではないですか!
ますます見たくなってきた…。
moonlightdrive
2005/02/18 19:34

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