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zoom RSS Rom Chiaki 他『太陽と月のメロディ』@吉祥寺STAR PINE'S CAFE

<<   作成日時 : 2006/06/13 18:21   >>

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画像私のライブ参戦に全面的にアゲインストの風が吹く中(いや、単にいろいろな都合で出かけにくいってだけのことですが…)、直前まですげー悩んでいたのだけど、えいやっとやっぱり出かけて当日券で見てきちゃいました。吉祥寺スターパインズカフェでのイベント『太陽と月のメロディ』。目的はテルミンのロムチアキさん。…というか、パーカッションのサポートが夏秋文尚さんだったし…。さらにギターのサポートが近藤研二さんだったし…。ね、このふたりが並んでるとこ見られるなんて、もう考えただけでうっとりでしょ〜(惚)。(←大バカ) でもね、このイベント、どのバンドも濃くて変で、全部がすっげーおもしろかったよ!

『太陽と月のメロディ』
オムトン 澤口希(marim,pf) 佐藤貴子(per) 高橋若菜(marim,per)
Rom Chiaki(テルミン) support: 須藤かよ(pf) 近藤研二(g) 夏秋文尚(per)
pit bit バンドウジロウ(g) 伊藤直樹(per) 鶴来正基(key)
Warehouseと柳原 鬼怒無月(g) 高良久美子(vib,per) 大坪寛彦(b,etc) 柳原陽一郎(vo)


■オムトン
ギリギリに出かけたので、着いたのは開演時間を過ぎてから。そういえば私、スターパインズカフェって初めてだ。降りて入る受付のフロアが階上で、さらにその下にステージと広い客席があるという構造。すでに最初のオムトンが始まっていたのだけど、この可愛らしい3人のお嬢さんの演奏が、ブッたまげモノでした。マリンバ2人+パーカッション1人、という変わった編成から放たれる音楽は、ものすごく緻密に構成された音符でありつつ、アクティブでエキサイティング。マリンバのマレットの動き、あれどうなってんのよ!いやークギ付けクギ付け。和音が素敵で唸る。おもしろかったー。

■Rom Chiaki
この日のイベント、どのアーティストも使う楽器がハンパじゃなくて(ロムチアキさんもMCで「リハーサルでは客席まで楽器がギッシリ並んでいた」と言ってた)、セッティング替えにものすごく時間がかかるんだよ(笑)!でも、(階上の席にいたから余計)その一部始終をずーっと眺めてるのもおもしろくって。2番手がロムチアキさん+サポート隊だったんだけど、夏秋さんがさまざまなパーカッションやエフェクター類を手品のように取り出したり、近藤さんがエフェクターケースを開いたり、なんてところ見られてたいそうシアワセな気分に。あと、ロムさんの足元にたくさんのエフェクターがあるのも初めて知った!テルミンってエフェクター使ったりするんだー。

今日のメンバーは、このあいだ私も行った須藤かよさんのライブをここ最近ツアーしてきた3人+ロムさんのサポートではおなじみの近藤研二さん、ということで、こんなヘンテコな編成なのに息はピッタリ(笑)。最近メキメキとその魅力にとらわれつつある、ロムチアキさんのテルミンをたっぷり聴けて楽しかったー。音を聴くだけでもおもしろいんだけど、あの動きからこんな音が?という驚きがまた楽しいので、ライブがおすすめだね、テルミン。しっとり流れるような音色ももちろん素晴らしいのだけれど、ロムさんが繰り出しちゃうテルミンっぽくないポップな音が好き。そしてこの楽器の音を聴いていると、やっぱりどっかロシア的なものを感じるんだよね。なんか、市井と宇宙を軽く行き来しちゃうような、「何気アヴァンギャルド」な感覚。

そして本日の個人的悶えポイント、夏秋さんと近藤さんの並び(笑)。もちろんそれぞれ単体では見てますが、同じステージにいるの見るのは、私は初めて。う〜ん、カッコよすぎて倒れそう…。それから、今日ウレシかったのは夏秋さんの口琴を聴けたことです!(ああ、どんどんポイントがマイナーに…。)夏秋さんが操るさまざまな楽器のうち、打楽器類、ディジュリドゥー、ウクレレ、テルミン、などは聴けてるんですが、口琴未体験だったので(笑)。あと残すはコメレレだな!いや、カッコよかったよー夏秋さんの口琴。って私ヘンか…、まあいいや、ほんとにカッコよかったから。かよさんの美しいピアノと近藤さんの端正なアコースティックギター、そこにロムさんのテルミンのヘンテコ音色と夏秋さんの不思議パーカッションが絡む味わい、これ他では絶対体験できない音楽だなあ。ああ、楽しかった!

■pit bit
さらに、セッティング替えを経て、次がまたワタシ的にはタメイキ。pit bit、バンドウジロウさんのユニットだもの。もうそう呼ぶ人はあまりいないだろうけど、「元カーネーションの」、ね。私、カーネーション時代の坂東次郎さんから直筆サインを奪ったことのある人間ですから(笑)、ドキドキしないわけにいかない。坂東さん見るのは、04年の博文さんのソロライブ以来だなー。キーボードが鶴来正基さんというのも何だかスゴイ。で、始まった演奏、イキナリ(当たり前だけど)私の大好きな「あの坂東さんのギターの音」で、興奮。ああ、やっぱり私のワン・オブ・ギター・ヒーローズだなーーー。しなやかにして強靭、な音なのだ。鶴来さんのキーボードも前衛的で、カッコいい音楽。

■Warehouseと柳原
さらにさらにセッティング替えを経て、「Warehouseと柳原」。サイキン、青山陽一さんや白井良明さんとの共演が多くて、よく目にしていた鬼怒無月さんという名前、「きど・なつき」って読むのを、初めて知りました(笑)!どこまでが名字かもわからないし、ずーーーっと気になってたんだよ、あースッキリしたー。このバンドがまたすごかった。かなりヤラレちゃいました。ウワサの鬼怒無月さんのギター、マジすごかった。そして柳原陽一郎さん。むかーし「たま」にいた人、というイメージしかなかったんだけど(それ以上のイメージがある人も少数派だと思うけど)、彼のボーカルが最高!うまく説明できないんだけど、私の印象は「氷川きよし+及川光博+伊藤与太郎」…いや全然ちがうかも…。このボーカルと鬼怒無月さんのギターを組み合わせるという発想、ふつうは1ミリも出てこないと思うんだけど、それをやっちゃったスゴさ。歌謡プログレというか、アヴァンギャルド4畳半フォークというか…とにかく端整にして破壊的な音楽。でもどっかじーんとくる要素もあったりして、こりゃヤバい。7月にアルバムが出るんだって、下手すると買っちゃいそうだ…。


と記事は駆け足だけど、終わったのは11時、たっぷり4時間のイベントでした(セッティング替えが時間とってはいるけれど・笑)。ほんとおもしろかった。こんなヘンテコな音楽を4つも聴けて、あってはならぬ方向に満たされちゃった気持ち。音楽の世界は広いよ。世間も気にせずヘンテコな音楽をまっとうに追求するミュージシャンたち、リスペクトです、ほんと。


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