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zoom RSS ムーンライダーズ『Drive to 2010』 @ 新宿LOFT

<<   作成日時 : 2009/10/10 18:45   >>

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画像イカレてたなー、昨夜のロフトのムーンライダーズは!ひさびさにああいうムーンライダーズ見た気がした、あの人たちの中のクレイジーさとバカバカしさは、あいかわらずあんなに生々しいんだな、おっかねーーー。途中のMCで慶一さん曰く「今日はじめて僕らを見る方もいるかもしれませんが…今日のこれはかなり異常な演奏です」…(笑)!こんな50代バンド、世界中のどこ探しても絶対いないでしょ…。もう、最高すぎる!

Drive to 2010
2009/10/09 Fri.
鈴木慶一プロデュース・ナイト
ムーンライダーズ、栗コーダーカルテット、寒空はだか
<BAR STAGE>
東京タワーズ、水中,それは苦しい、ダンボールバット、ダブルユース
open 18:00 / start 19:00
前売り 3,000円 / 当日 3,500円



Bar Stageのラインナップも気にはなったけど、けっきょくはメインステージのほうに貼りつきっぱなしだったね…しかたなし。

■寒空はだか
どっかで寒空はだかさんのパフォーマンスを見たことあるような気がしてたのは、栗コーダーの10周年ライブのときのDVDの中でだった。というわけで、ナマではたぶん初めて拝見するはだかさん〜、いやもう最高!のひと言。ネタそのものはもちろん、細かいしぐさやすべったMCまで、すべてがいちいちおかしい。芸人さんになるべくしてなってる人なんだなぁ。ロフトのステージで果敢に真空ギターをかきならす姿は、様式だけの「ロック」よりよほどロックで、ゾクゾクするほどカッコイイ!サッチモのネタとか、笑った笑った。すんごい楽しかった、すばらしー。

■栗コーダーカルテット
最近私、ぜんぜんナマを観れてなくて、すごくひさしぶりなナマ栗コーダー。しかし、ロフトで観るとは思わなかったなあ、メンバーが近い!1曲め、栗コーダーとしてはもっともオーソドックスな、ソプラノ、アルト、テナー、バス、のリコーダーアンサンブルが観れたの、さりげにうれしかった。川口さん曰く「今日はせいいっぱいロック寄りな選曲」で、ロックレジェンドのカバーとか。でも、栗コーダーらしいロックっぽさを感じるのは、やっぱり彼らのオリジナル曲だなー、と聴きながら思ったり。今日もいろんな楽器登場してたねー、栗原さんが息が続かなくなるという(笑)傘の柄のようなクルムホルンとかリコーダー二本吹きも披露してたし、川口さんのボーラン、近藤さんはアコギやウクレレ駆使して、関島さんはもちろんテューバも。ハデめなセットリストの中、最後のほうで「帝国のマーチ」(いわゆる「やる気のないダースベイダーのテーマ」)も演ってくれたのだけど、クライマックスでナント栗原さんが、くわえてたアンデスのマウスピースを落とすというミスを(笑)!そこで頭かいてる栗原さんの表情もよかったけど、演奏後に失敗を悔いながら「まあ、あそこで吹けたからといって大したことはないんですけどね」と飄々と言ってたのがおっかしー。全員そもそもロック者なだけあって、ロフトのステージで演奏するのすごく楽しそうに見えたな。栗コーダーあいかわらず最高でした。

■ムーンライダーズ
「ヘンよい」(私はこのころはリアルタイムでは知らないけど)の唄が流れて、ステージに登場したのは6名。ってか、全員白い衣装でこえーよ!(眼福さんのBLOGによると、ヘンタイよいこ集会のときの再現だったみたいだね。)今日は全員がイスに座っての演奏で、並びは前列左から、武川(Vl、Tp)、慶一(Ag)、良明(Ag)、博文(B)、後列左が岡田(Accordion)、中央かしぶち(Dr)。慶一さんの事前の告知などから、今日はアコースティック編成なのかな、とはなんとなく予想してたんだけど、まあアコースティックっちゃアコースティックなんだけど、出てきた音はおそろしくブッ飛んでたよ!慶一さんのループマシンやエフェクターの音を使いまくった、アシッドニューウェーブとかそんなふうに呼びたい感じで。それでいきなり「Kのトランク」だもん、ヤバイって。かしぶちさんはドラムセットにブリキのバケツ(!)セットしてて、たぶんそこにシンセドラムを仕込んでたのかな、で〜本日のかしぶち様、叩く叩く!!!!あれはドラマーの習性なのかと思うけど、叩くうちにどんどんヒートアップしていっちゃって、カッコよかったなぁ!かしぶちさんのドラム、やっぱりすごい存在感。うれしかったー。セットリストがほぼ『マニア・マニエラ』と『青空百景』からっていうのも凄くて、「バースデー」とかぶっ壊れた曲をぶっ壊れたアレンジで。途中、夏秋文尚さんがパーカッションに呼びこまれ、「ばらと廃物」というのもレアな選曲!そして『Tokyo7』から「タブラ・ラサ」、タワレコインストアのときのアレンジに近かったと思うけど、かしぶちさんのドラムと夏秋さんのパーカッションがド迫力で、えらいカッコよかったー。最後はまた6人に戻り、「6つの来し方行く末」。メンバーが間髪入れずに歌いつないでいくあの感じ、いいなー…。

■アンコール
アンコール凄かった!ムーンライダーズの6人+夏秋さん、栗コーダーカルテット、寒空はだかさん、というこの日のオールメンバーで「温和な労働者と便利な発電所」!これ、最高にカッコよかったーーー。関島さんのテューバ、近藤さんのウクレレ、栗原さんと川口さんの管楽器(記憶が定かではないけどメロフォンとリコーダーとか…)という栗コーダーカルテットの操る楽器が、この日のライダーズの編成、しかもこの曲の感じにずっパマリ!大人数でジャンクでカオスなのに、ひとりひとりの音がものすごくクリアに立ってて、すっげー。真空ギターを弾きまくる寒空はだかさんの存在がまた、わけわかんなさに拍車をかけててよかった!間奏で「ネタで絡んでくれって言われたんですけど、絡めません!」って、そりゃそーだ(笑)。しかしさぁ、今この時代の新宿で「Jobless Jobless Jacobin Jacquerie 職なし それ シュプレヒコール」って叫ぶ白装束の集団(しかも還暦前後)、そうとうヤバイって!やっぱりイッちゃってるわムーンライダーズ。そして『マニア・マニエラ』の不朽さもあらためてこわい。あーすげかったなあ、楽しかったなあ、もうこの演奏聴けただけでも今日来てよかったと思った!

さらにラスト、ムーンライダーズ+夏秋さんのみで「スカーレットの誓い」。泣けた。「青春はグリーン 水はクリムゾン」、なんていい詞なんだろう。今でもぜんぶ歌える!「薔薇がなくちゃ 生きていけない」!!ムーンライダーズといっしょに歌えてうれしかった。それにしてもホント『マニア・マニエラ』って、今なおリアルに危険な手ざわりがあるね。極北の名作。


「企画性の高いライブになる」とは告知されてたけど、ここまで振り切れちゃってるライブ観るとは。たった一度のライブのためにここまでできる、ここまでやっちゃう、このバンドの好き者っぷりがすげえ。あとはやっぱり、かしぶちさんのドラムがよかったなあ。ムーンライダーズ最高すぎる。この先のライブも楽しみだ!!!!



*セットリストだいたいたぶん

01. Kのトランク
02. 青空のマリー
03. 花咲く乙女よ穴を掘れ
04. トンピクレンッ子
05. バースデイ
06. くれない埠頭
07. ばらと廃物
08. タブラ・ラサ〜when rock was young〜
09. 6つの来し方行く末

encore
10. 温和な労働者と便利な発電所
11. スカーレットの誓い


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コメント(7件)

内 容 ニックネーム/日時
このポスターを剥がして走って逃げたい気持ちを振り切って帰宅しました。
大人なんで(笑)。
それにしてもホントいっちゃってましたね。
バラス〜シなレポ読めてウレシイです。いつもありがとう!
眼福
2009/10/10 21:45
■眼福さん
コメントありがと〜!んね〜このポスターカッコイイよね、私も数十秒うっとり眺めちゃった。大人なので剥がしませんでしたが(笑)。Drive to 2010というこのイベントならではの企画、ムーンライダーズが隠し持ってる鋭い切っ先がこわいぐらい輝いてたねー。そのぶん『Tokyo7』的ライブは11月までお預けって感じで、あーこっちも待ちきれない…!
moonlightdrive
2009/10/10 23:55
ヘンよいの再現だったなんて、行かなかった事を激しく後悔しております。
というのも、はじめてライダーズに接触したのがビックリハウスのヘンよい特集だったもので。
当時ルージュマジックに痺れて教授と清志郎目当てだったのですが、小さく白装束のバンドも紹介されてまして(笑)それがライダーズとの出会いの瞬間であった思います。
「スカーレットの誓い」難しそうなんですけどね、自分も不思議と歌えちゃいます。慶一さんも譜面見ずに歌ってるし、メロディと言葉が一体となって体に染みこんでしまうのでしょうね。
amed-rec
URL
2009/10/11 09:25
ヘンよい時代はライダーズって知ってはいるけど特に興味を持っていなかった私。タイムマシンがあるなら当時の自分に耳打ちしてやりたい。「敬遠してたら損だよ」って。自分のバカバカ〜!!(笑)しかし、「薔薇がなくちゃ 生きていけない」これはやっぱりムーンライダーズを象徴するフレーズですね。
その他にもDRIVE TO 2010はイベント全体が激しく気になってます。羽があったら飛んで行きたい!!
marumi
URL
2009/10/11 10:26
■amed-recさん
どーもです!来れなくて残念だったねー。しかしamed-rec少年、ビックリハウスでライダーズを知るとは困った青春の幕開けだなあ(笑)。ま、この界隈そんな人ばっかですが…。「スカーレットの誓い」はもう、背骨のような血潮のような、ね。バンドにとってもファンにとっても。しかし、「スカーレットの誓い」って、あらためて凄いコトバだな…。こんなタイトルに負けないバンドって、ムーンライダーズ以外思い浮かばない。

■marumiさん
どもです!私もねー、とにかくニューウェーブっておっかなくて近づかないようにしてたから(笑)、出合いはそのぶん遅かったなあ。まあラジオでエアチェックした「Kのトランク」にはすでに脳天撃ち抜かれてたので、どのみちイカレた青春コースでしたが…。この日のライブの終了時、『Drive To 2010』のパンフが刷り上ってきて買えたんだけど(この日以前には間に合わなかったそう)、それ見てたらほんとあれもこれも行きたくなっちゃって困る困る。ヴァージンVS、メトロファルス、グラファン、という3日連続が個人的にはすげえ!と思うんだけど、今の状況だとどーがんばってもそんなに行けないしなあ…トホ…。
moonlightdrive
2009/10/12 01:40
うお「ばらと廃物」聴きて〜っ!なにっ!?「温和な労働者」まで!!!歌舞伎町地下のライブハウスなんて、秘密結社の集会にうってつけじゃありませんか。うーん、惜しいことをした…
この日は本番前日のゲネプロってヤツだったのでもちろん断念。10日の演奏会も無事終了し、今は幸せ&脱力です。はぁ。
nakamura8cm
2009/10/14 00:35
■nakamura8cmさん
うん、nakamura8cmさんだったらもーきっと、このセットリストこのアレンジに悶え死に寸前だったと思うー!とはいえ、nakamura8cmさんご自身の大イベント直前だったのでいらっしゃれないだろうなとは思ってました。演奏会、無事終わったようでよかった〜、お疲れさまでした!幸せ&脱力、最高ですね、すばらしい。
moonlightdrive
2009/10/15 02:26

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