妄想は無駄に降り続く

画像ジャック達のライブで最後に聴いた「夢の中のリディア」がすっかり頭ん中に住みついちゃってエンドレス。家のことしながらつい口ずさんだりしてしまうのだけど、その一色さんならではのキャッチーなメロディに取りつかれてか、子どもたちも一緒にマネして歌うんで困る。いや、いいんだけど…。歌い始めからして「ロッキンチェアで情事」だからね、ちと教育上の配慮が…。

今もライブのいろいろを思い出しては、はぁーっとタメイキ。曲も演奏もそうなんだけど、とにかく私、このジャック達ってバンドの絶妙なたたずまいが本当に好きなんだよね。カッコワルさ一歩手前のカッコよさというか、異端を指向してないのに自ずから出てしまう孤高なB級感というか。…ってちっともホメてるように聞こえないけど、コレ渾身でホメてます。

こないだのライブでは、ベースの福島P幹夫さんのクセモノ感が効いてた記憶もよみがえったりして。いや演奏的にという以上にキャラクター的に(笑)。1曲め終わってMCがあり、一色さんが息せき切って次の曲紹介を「じゃ次は『月光』!」と言ったとこでピートさんが冷たく「おい。ちーがーう」って。うはは、ホントは「マイ・ビューティフル・ガール」そして「月光」の順だったのだ。もーその、ピートさんが一色さんにもの言うときの冷たさが最高におかしくって。このバンド内の力学を想像するに(あくまで想像ね)、間違いなく年功序列の呪縛から離れちゃってそうなのがスバラシイ。そもそも、ボーカルの一色さんだけ飛び抜けて年喰ってるっていうアンバランスさがバンドとしての見え方を相当歪ませててイイんだけど、だからといって年長のこの人がバンドをぐいぐい引っ張ってる様子では全然なく、ピートさんキハラさん夏秋さんがしょうがねえなあって言いながら面倒見てる感じがたまらなくいい(笑)。でも、いったん音を鳴らし始めたら、そこに、彼らがふだんは言葉になんかしない、一色さんの楽曲への果てしないリスペクトと、ジャック達っていう自分たちのバンドへの並々ならぬ自信があるのを、ハッキリと感じちゃうからまたマイるんだ。もう、大好きだよ。

しかしピートさんツッコミまくってたなあ。バンブルビーliveに“ゴスロリ演歌”の女の子が出るって話題(「どうもその子が一番集客があるらしい」とか一色さんが言ってて大笑い)のとき、「一色さんゴスロリって知ってんの?言ってみ」とか(笑)。あとキハラさんにもツケツケ言ってたね。最初の「そのタオルやめて」に始まり「キハラくん、なんでそんなヘンな髪形なの?」って(笑)。この日「コーラスないのにMCのためだけにマイク立てて(一色さん談)」たらしいピートさん、最後のほうでは「トイレ行きたいから早く曲やろう」とまで言ってた(笑)。でもね、言動の傍若無人さと裏腹に、そのベースったら、すっごいロマンティックな美意識とセンスを感じちゃうんだよね…。そのはぐらかし気味の落差にまたうっとり。落差のある人に弱いからなー、私。

そして落差のある人に弱い私が、夏秋さんにマイらないわけがなく…。まあこれは昔からですが…。あんなきゃしゃで寡黙で控えめで、どっかの大学院生みたいな風貌で、白衣着て学内を歩いてたり(←化学系妄想)、ポケットに手を突っ込んで飽かず望遠鏡を覗きこんでいたり(←物理系妄想)、図書館の決まった窓際の席で哲学書めくってたり(←文学系妄想)、とにかくそんなことしてそうな知的で静謐で痩身な人がですよ、ドラム叩いてるんだよーーーーー。ある意味信じられない、あーもう、ほんとクラクラする…(←大バカ)。

相変わらず、ライブのあいだ中、夏秋さんは俯きぎみだったけど(笑)。でも、ふっと顔を上げた瞬間に闘争的な表情がちらっと現われるトコとか見ちゃうと、もう…ドキドキしすぎて気失いそう…。カットアウトする曲で、バシッとシンバルを止めるのとか、いちいちカッコよすぎ。で、一色さんがしゃべってるあいだは、ま、しょうがないかって感じで半分無関心なのもステキ~。MC終わるやいなやさっさとカウント始めちゃうとこも(笑)。


画像あー私、何書いてんでしょ。地球上に存在する落差の、深遠な謎について、か…。ここまで誰にも役立たない文だとむしろ潔いかも…。この妄想を書き出さないことには先に進めそうもなかったので、書いちゃいました。って、そもそも大した先もありはしませんが。画像はピートさんもキハラさんも夏秋さんもいないけど、「夢の中のリディア」入ってる『ラジオ・デリカテッセン』タイツでっす。裏にはライオンメリーさん。


*『RADIO DELICATESSEN』TIGHTS

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