『ウクレレ 北の国から』を聴いている

画像昨日タワレコで手に入れた新譜はコレ。正式な発売日は今日なんだけどね。『ウクレレ 北の国から』。これまで『ウクレレ・フォース(スターウォーズカバー)』『ウクレレ ウルトラマン』などのウクレレ企画モノを出してきたRolling Coconutsプレゼンツ、の最新作です。しかし「北の国から」ってまた…(笑)。で、今回のこのアルバムにも、私の大好きなウクレレカフェカルテットと栗コーダーカルテットが参加してます!うれしいー…。


ウクレレカフェカルテットが演っているのは「純のテーマ」「夢のあとに」の2曲。ウクレレカフェカルテット(=田村玄一、飯塚昌明、川口義之、夏秋文尚)は、基本的に「ウクレレ以外」が本業のミュージシャン集団なので、いつもウクレレに加えていろんな楽器の音を重ねていくアレンジが多いのだけど、今回のこの2曲はかなりシンプルなウクレレアンサンブルで新鮮。逆にビックリしました。(スミマセン、いきなりマニアックな聴き方で…。)

「純のテーマ」なんて、4人の演奏クレジット「ウクレレ」のみで、あと夏秋さんが「コメレレ」(笑)加えてるぐらい。でも、このシンプルな楽器編成で「さだまさし」の曲を演奏してるわけだから、もっとおとなしい仕上がりでもよさそうなもんなのに、イントロからしてどうにもロックを感じる音。おかしすぎる…。基本的にはウクレレの和音が心地よいとてもうつくしいアレンジなんだけど、隠せないロック魂がどっかこぼれちゃうのがウクレレカフェカルテットの最大の魅力だなー。ホント好きすぎる。途中のエクセレントなソロは、飯塚さんかなー、玄さんかなー。モチロン私はさりげなく聴こえる夏秋さんのコメレレの音にもうっとり…(笑)。

もひとつは「夢のあとに」。この演奏も、驚くべきことに4人の使ってる楽器はウクレレ+玄さんのエレクトリックギター、だけ。これ、ものすごくいいカバーだなあ…。っていうか元の曲をぜんぜん知らないんだけど(スミマセン)、メロディのせつなさがストレートに胸に切りこんでくるような素晴らしいアレンジ。ウクレレ+玄さんのトレモロギターの音色がたまらないです。2分半もないトラックなんだけど、すっごくいい。


栗コーダーカルテットは、あの有名なテーマ曲「遙かなる大地より」と、「螢のテーマ」「五郎のテーマ」の3曲。これがまた、ウクレレにプラスしておなじみのリコーダーやピアニカやテューバといった楽器が登場し、笑っちゃうぐらい栗コーダー。インストゥルメンタルなのにここまで音に個性が出るって素晴らしい。「遙かなる大地より」は、途中から入ってくる関島さんのグレートバスリコーダーの音色が、北の大地っぽくていいなー。ソプラニーノリコーダーがメロディを奏でる「螢のテーマ」もかわいい。それから「五郎のテーマ」の栗原さんのクラリネットにはびっくりした。栗原さんって、クラリネットも吹いちゃうんだー。深々とした、良い音色。ほんと何でもやっちゃうバンドなんだなー。


…と、つい私はウクレレカフェカルテットと栗コーダーカルテットのことばかり書いてしまうのだけど、他のアーティストのカバーも、それぞれに個性的でとってもおもしろい。私は特にバンバンバザールとはじめにきよしの演奏がポップで好き。というかこの『ウクレレ 北の国から』、何も私のようにマニアックに聴かずとも、普通にものすごくいいアルバムじゃないかな。「北の国から」が好きな人、音楽が好きな人、どちら側から聴いても楽しめそう。さだまさしも「気に入っちゃったよ」と言ったそうだし…(笑)。

じつは私「北の国から」ってドラマ、いちども一秒も見たことなくて(もちろん日本人の基礎知識として五郎と螢と純ぐらいは知ってますよ…)、そのことを不幸や不便に感じる機会もこれまでなかったのだけど、このウクレレコンピが出てはじめてちょっと悔しい思いしてるかも(笑)。これをきっかけに、「北の国から」見てみちゃったりするかな…。『ウクレレ栗コーダー』で栗Qが「ハイウェイ・スター」をカバーしたときに、本家のディープ・パープルの曲を聴いたことがないと白状したら、ぜんさんに思いっきり笑われてしまったのだけど、それと同じパターンか…。


収録曲は以下。Rolling Coconutsのこのページで試聴もできます!

01.遙かなる大地より/栗コーダーカルテット
02.螢のテーマ/栗コーダーカルテット
03.純のテーマ/ウクレレカフェカルテット
04.れいのテーマ/バンバンバザール
05.ダイヤモンド・ダスト/キヨシ小林
06.都会/IWAO
07.I LOVE YOU/IWAO&照屋実穂
08.シュウのテーマ/勝誠二とウクレレえいじ
09.夢のあとに/ウクレレカフェカルテット
10.結のテーマ/はじめにきよし
11.五郎のテーマ/栗コーダーカルテット
12.遙かなる大地より~螢のテーマ/ラウラ


*『ウクレレ 北の国から』


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『ウクレレ ウルトラマン』
『ウクレレ・フォース』


この記事へのコメント

ぜん
2007年02月08日 06:51
わっはっは、そうそう。こんなに音楽が大好きでマニアックな人なのに、洋楽に関してはイロハすら全然知らないってのに驚いたっけ。それが今じゃ普通の洋楽ファンが知らないようなグレイトフル・デッドやバーズ、新生オールマンズにまで触手を伸ばしてるもんねえ。(その偏りもどうかと思うが)
デッドのAtoZ、ちょいとチャレンジ中。いや~、moonrightdriveさんの言うとおり、どのバージョンにするか、すっげえ迷いまくり。そもそも持ってるCD全部聴くだけで50時間くらいかかるんですけど・・・。
moonlightdrive
2007年02月08日 15:18
ぜんさん、どもどもです。そうなんだよねー、洋邦ともに、一般教養的な部分があまりに弱い…。甘利虎泰にやたら詳しいのに織田信長を知らない、みたいな…よくわかんないけど(笑)。でも洋楽に関しては手ほどきしてくれた皆様がマニアックだったせいじゃないかと…(人のせい)。わはは、デッドのAtoZ楽しみだなー。日常生活が滞らないよう願いつつ、ゴーゴー!

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