スピーチ・バルーン

中目黒の駅を出たところでもらったメールにクスクス笑わされたの、3カ月前だったっけ…。なんて、ちょうど思い返してた。なるべくセンティメンタルに転ばないようには、注意深く。そんな思いもよらぬときに不意討ちにあって揺らぐ。同じ人の同じ文字。もちろん、モニターの中の文字なんて電気的な記号に過ぎないこともわかってるけど…ね。でも、「とりあえず」なんて言い方にやっぱり「らしさ」を感じて、それだけで心がふっとゆるんでしまう。うん、元気ならよかった。


いつもの街のいつもの美容室で少しだけ切った髪は、2日経ってやっとなじんだかな。私が好きだった、痩せててパンキッシュな(そして笑顔がはにかみがちな)美容師さんはここ3回ぐらい見かけないので、別のお店に異動しちゃったのかもしれない。ちょっとザンネン。ま、名前も知らない相手だけど。何カ月かに1回、遠くから眺めるだけでよかったんだけどな。


梅雨を裏切る快晴の土曜には、ふとんをせっせとベランダに並べ倒す力仕事。BGMはしぜんとYESのプレイリストに。大きなボリュームでかかる「Yours Is No Disgrace」の英語に反応して、8歳娘が「これもケビン?」と聞くので「これはケヴィンじゃなくて、イエスっていう人たち。カッコイイよねー…」とハウのギターのフレーズにシビレながら答えると、不審そうな娘。ついこないだまであんなに騒いでたあの人じゃないんだ?…と言いはしないけど、そんな顔つきで。いやof Montrealも相変わらず愛してるさ。


午後は浅いプールに沈みながら、カエルが主人公のメルマガを書く(しかも無報酬で)はめにおちいった経緯についてぼんやり考える。視界の先には8歳と6歳を浮かべつつ。カエルと経緯は、いつしか、「Beyond And Before」のイントロにすりかわってしまうのだけど。


いつも、何もできない自分にはがっかりしちゃうけど、仕方ないかな。手の届かない場所の深い透明さにタメイキをつきながら、ちっぽけでとうとい永遠をループ。


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