歌謡ハードロックが好き!!

歌謡ハードロックブームです。きっかけはジャック達。

ジャック達の「今すぐ帰りたい」という曲は、ジャック達という固有名詞を超えた---つまり、曲単体でも時代を越えていくような---稀代の名曲だと、はじめて聴いたときから確信していて、世間があんまりそのことに気づいてないみたいなのがおっかしーなあという感じなんだけど、その辺はまあ少々のタイムラグもあるとして…。で、ライブで聴いたときさんざん書いたんだけど、この曲を聴くと私は『甲斐バンドとかゴダイゴとかSHOGUNとかレイジーとかオフコースとか、そんな名前を思い浮かべちゃう』のだ。魅かれちゃうんだよね、この感じに。ハードロックなんだけどちょっと歌謡曲に足突っこんでるような、本格派のロックを標榜しつつも俗なポップさが隠せないみたいな、そんな音。せつなくて下世話なとこがすごく好き。「歌謡ハードロック」…なんて言葉があるのかわからないけど、そう呼びたいところ。

画像そんな経緯で、「歌謡ハードロック」ブームが私ひとりの中で盛り上がりを見せた結果、購入するに至ったCDその1がコレです。SHŌGUNの『THE BEST』。(ちなみにこのマクロンつきの「O」ってどんなブラウザの人でもちゃんと見れるのかな?こっから先の文はふつうのOにしときます。)どこかで書いたかもしれないけど、私、SHOGUNの「男達のメロディー」って激激激フェイヴァリット曲で!!!!ご存知のようにNTV系のテレビドラマ『俺たちは天使だ!』の主題歌だったんだけど、このドラマがもーーーー死ぬほど好きだったの、中学生のとき(私が見てたのはたぶん再放送だけど)。沖雅也、渡辺篤志、柴田恭平、神田正輝、ね。何しろ私、神田正輝大好きだったから!石原プロ宛によくファンレター書いてたもん。(あ、そういやその返事で神田正輝のサイン入りブロマイドをもらったことがあるのを突如思い出した!!!!実家のどこかにあるのか????)あ、神田正輝じゃなくてSHOGUNの話だった…。で、神田正輝も沖雅也も柴田恭平もよかったんだけど、ドラマのオープニングに流れるこの曲が身震いするほどカッコよくてねー。

あらためてCDで聴いてもすんげーワクワクする!なんちゅーイカすイントロなんだろうか。もちろんそのころの私は、SHOGUNという名前は認識してたもののメンバーなんて知りもせず。このたび調べてビックリ仰天しました、この曲をヒットさせた79年当時の第一期メンバー、芳野藤丸(ギター/ボーカル)、大谷和夫(ピアノ)、ミッチー長岡(ベース/ボーカル)、山木秀夫(ドラムス)、中島御(パーカッション)、ケーシー・ランキン(ギター/ボーカル)って!!!!(Wikipediaより。)ひえーーーーおっそろしいメンバーだったのねーーーー、で歌ってるの芳野藤丸さんだったのね!!!!私はこの辺のメンバーは、スタジオミュージシャンとしていろんなレコードでさんざん目にしてた(クレジットフェチなので)。そうだったのかー。たしかにこのベスト盤通して聴くと、演奏うまくて笑う。ベースラインとかえらいキッチリしてるし、全部の楽器がビシッと合いすぎてて、むしろムズムズしちゃうぐらい(笑)。YouTubeに映像あったので貼っちゃおう、やーもうオシッコもれそうなカッコよさ!芳野藤丸さん歌うまいなあ。見た目はちょっとアレだけども。



画像さらに歌謡ハードロックブームもう1枚。クリエーションの『ロンリー・ハート+2』。もちろんタイトル曲の「ロンリー・ハート」が死ぬほど好きなのです。前にここに書いたけど、この曲伊藤銀次さんのラジオ番組にリクエストしてかけてもらったことがある。でもCDは持ってなかったので今回のブームに乗って購入しました。んーーーーやっぱりカッコイイ!私はクリエイションは他を聴いたことないので何も語れないんだけど、この「ロンリー・ハート」がヒットした81年(もう80年代に入ってたんだね!)のメンバーは、アイ高野(vo.)、竹田和夫(g.vo.)、ヒロ小川(b.)、高木貴司(ds.)、裵天外(ds.)、安藤ジュン(key)、だそうです(Wikipediaより)。そっか、私がずっと好きだ好きだと思ってたこの歌声こそアイ高野さんだったのか…そんな基礎知識も知らずに聴いてたよ。これもカッコイイ映像貼っとこう。(上記のメンバーなのかはわからないけど、ドラムはほんとにツインだ!)今さらだけど竹田和夫さんのブルージーなギター、シビレるねえ。アイ高野さんの歌もすんごくいい。



で、ここまできて話は最初に戻るんだけど、なんかね、もージャック達ってこの世界の延長線上にあるんだなーーーーって思うワケなのさ。ブルースロックのラフでしたたかな音が、歌謡曲のポップでセンチメンタルな空気をのっけてぎゅんぎゅん疾駆してる!こういう音を並列させて聴いてると、時代も流行もすっとばして、カッコイイ音楽っていいなーって心底思う。あ、あと共通してるのは、SHOGUNもクリエーションも英語の曲演ってるけど、私はやっぱ日本語で歌われる歌に魅かれるんだなってこと。ニッポンの歌謡ハードロック(勝手に命名)あいしてる!!!!

画像

「今すぐ帰りたい」ジャック達 (iTunes試聴)

この記事へのコメント

marumi
2009年03月28日 23:14
その感覚なんとなく分かります。一色さんはどーしてもポップセンスを隠せないとゆーか、そこが魅力すぎるわけですね。歌謡ハードロックという言う方はあんまり聞いた事ないですケド。(歌謡メタル!なら、結構よく知ってる。)
しかし神田正輝にファンレター出してた過去があったとは!(テレビ関係者である友人から「とりあえず女の子には声をかける」見事なプレイボーイwであったという話を聞いたことを思い出しました(笑))
※ちなみ「Ō」の表示、mac OSX&safari3.2.1環境でオッケーでした。
nakamura8cm
2009年03月29日 00:51
いやいやいや、「男達のメロディー」私も死ぬほど好きです!ていうか「俺天」は世の中で一番好きなTVシリーズかも。あのスカした感覚、沖雅也のトボけたクールネス、最高でした!私も再放送で見たクチですが。きっと優作の「探偵物語」も近いテイストだったのだろうけど、ちょっと世代が間に合わなかったです。主題歌「Bad City」がSHŌGUNて共通点あるし。「Ō」うちでもちゃんと表示されてますよ~
yoiko
2009年03月29日 01:16
あーー、クリエーション!ほんとつい数ヶ月前に
「ニューロック系」の映画観にいってファンになったんだよ~。
だからこの時代の、だいぶ前の映像になるね、アレは。
完全に英語ハードロックだったから…(記事の意図に沿ってないけど・笑)。
この人らの知識全然なくて「もっとあとの時代の人らと思ってた」
ってのは、この辺のジャケ見てたからなのかなぁ?
へえええ、こういう風になっていったのか~ギターかっけえ!!
moonlightdrive
2009年03月29日 02:52
うはは、コメント、いろんなところに反応してもらってる(笑)。ありがとーござい。

■marumiさん
どもどもです!そうなんだよねー。一色進の…というかジャック達の、「ロック」と「ポップ」と「歌謡」の配合、それだけじゃなくサイケデリックとブルーズとプログレッシヴと…そういうすべての含有量と配分がほんとに好き。こんなバンドの音に参らないほうがおかしい。わはは、ファンレターは、神田正輝でも何でもバンバン書くよ!手紙魔だからねー、好きな相手には書いて書いて書き倒して超過分の切手貼って出す(笑)。ま、この月ドラもその延長だけど…。
moonlightdrive
2009年03月29日 02:53
■nakamura8cmさん
わ~、ソコにくるとは。「俺たちは天使だ!」いいよねえ~。会話が軽妙でセンスあって。私も、いちばん好きなテレビドラマって「俺たちの天使」か「ちょっとマイウェイ」(これも神田正輝出てた)のどっちかかも。「男達のメロディー」今聴いてもめちゃめちゃいい曲だよね。っていうか芳野藤丸さんの歌いいなーーー。こののびやかさって、なんか宮崎裕二さん(タイツ)とか白井良明さん(ムーンライダーズ)に共通するものがある…(ワタシ基準)。ギタリストの歌…楽器のように、声もどんどん鳴りがよくなるのかな?って思わせる感じの。それにBメロに入ったところのミッチーさんのベースのカッコよさったら!みんなさらっと弾いてんですけどねー。上のSHOGUNもクリエーションも、ギター1人(ケーシー・ランキンはアコギのようなので)ってのもすげぇ驚く。このころのミュージシャンってほんとタフですよねえ…。
moonlightdrive
2009年03月29日 02:53
■yoikoさん
コメントあんがと。っていうかも~、またお嬢さんニューロックとか言ってるし(笑)。うんわかるわかる、私もぜったいそのころも好きだろうなって予感満載なんだよ。さっきチラッと昔の映像も見ちゃって、わヤバイ、これぜったい好きだわ…って思って。今あんな方面ハマッたら帰ってこれなくなりそうだしなー(笑)。81年のクリエーションはポップで、竹田和夫もすっかり髪短くこざっぱりしてるけど、ギターかっこいいよねぇーーー。もう、あのエフェクター踏む瞬間のさりげなさに萌える~。
ジョッキ立ち飲み
2009年03月29日 13:02
私的にモッチンと一色さんってすごくカブるんです。
ちょっとフニャフニャしてるのが好きなんですよね。
あとレイ・デイヴィスとか。
moonlightdrive
2009年03月29日 16:38
■ジョッキ立ち飲みさん
どーも、いつも意外なときに不意討ちコメントありがとうございます!今日も立ち飲んでますか?モッチン、ってアイ高野さんのことですね、あーーーわかりますよー、一色さんとカブるの。ちょっとフニャフニャっていうか一色さんはだいぶフニャフニャ、のことも多いけど(笑)。うん、レイ・デイヴィスとかね。いいですよね~。フニャフニャボーカルの魅力を知ってしまったら、王道歌い上げ系のボーカルなんて聴いてられなくなりますよ。「で?」みたいな感じで。
Sugar
2009年04月02日 07:51
なんかトップ記事にコメントするの苦手なんです、私。

アイ高野さんの顔を思い浮かべるとなぜか
池亀竜三(この字でよろしかったのかな?)さんの顔がもれなく付いてきます。


えーと、歌謡ロックといいますかその辺は
鈴木祥子さんが言うところの産業ロックに近いニュアンスを感じてしまって私好きです。

ちなみにクリエイション時代よりクリエーション時代の方が個人的には好みです。
きょうこ
2009年04月02日 16:53
どうも。こんにちは~はじめてコメントします。いや、させていただきたい。
私、3/21の『JAMBOREE』の時お向いにいたものです。今回のジャック達も楽しかったあ。キハラさんのギターもかっちょ良かったけど。今回特に2曲目から夏秋さんのドラムの音にしびれてました。(1曲目はコーラスの可愛さに微笑んでました。)
で、で、謎が解けました。私もこの頃のSHOGUNとか、クリエーションとか大好き!!そして、『俺たちは天使だ!』が大好き!!!そうかそうなのか。
だから一色さんの作る曲に胸がきゅーんんとなるのかあ。って。『俺たちは天使だ!』はDVDも買ってしまいましたよ。ちなみに29日イベントに出かける前に3話も見ていました。ハハ・・・。「ロンリー・ハート」はメロディもそうだけど、この薄荷煙草って言っちゃってる所とか好きです。

先日、ウチの旦那がWBCのダルちゃんを見ていたら、沖雅也に似てるって・・・。へへへ・・・。ホントだ。
では、また。
moonlightdrive
2009年04月03日 22:13
コメントありがとです!レス遅れました~。

■Sugarさん
ども~。トップ記事へのコメント苦手って、もー恥ずかしがりやさんなんだから~。あー池亀さん、やっぱりフニャフニャ系だ。Sugarさんのは顔が似てるって話かな?うん、産業ロックね、いいよね~。むしろ潔い感じするんだよね、何か。クリエイションからクリエーションに変わったのもこのころかな?竹田和夫さんの志向、おもしろいね。まだまだ探索の余地ありだなー。
moonlightdrive
2009年04月03日 22:14
■きょうこさん
どうも~。わぁ、初コメントとってもうれしいです!ねー今回もジャック達楽しかった~。あ、やっぱり1曲めはコーラス萌えだったよね?どんちゅどんちゅどんちゅらーぶ、って(笑)。わーきょうこさんも歌謡ハードロック系にワクワクしちゃうんだね。そう、胸が“きゅーん”ってなるよね。勝手ながらやっぱりジャック達と共通点感じちゃう。(でもそういえば一色さん、アイ高野さんのことすごく好きだって前にどこかで書いてた、たしか。) で~きょうこさん!「俺たちは天使だ!」のDVD持ってるんだ(笑)!私、そのころ沖雅也もけっこう好きでね(要するに軟弱でハンサムな人が好き)、彼が自殺したときまさにデカイポスター部屋の壁に貼ってて、母親に気持ち悪いからはがせと言われた………。きょうこさん、コメントありがとねー。
2009年04月06日 01:20
初めての書き込みです。カンガルー女と申します。
どうぞよろしく(ぺこ)。

さて、今回はクリエイションの「ロンリーハーツ」に即反応!してしまい
まいした。リアルタイムでTVやらラジオで聴いていたのですが、
バンド名、曲名も定かではなかった。
でもホントイイ曲だよなーとずっと耳に残っていたんです。
Vo.はアイ高野さんだったんですね。
これで謎が解けました。サンキューでーす!
カンガルー女
2009年04月06日 01:26
上のコメントちょっと誤字があり失礼。
あ、それと私今「ジャック達」の勉強中なんですよ!
色々教えてくださいねー。

moonlightdrive
2009年04月08日 02:13
■カンガルー女さん
ハジメマシテ、ようこそです!レスが遅れに遅れて失礼致しました。カンガルー女さんのことは、あやさんとこのコメント欄などでお見かけしておりましたよ~、カーネーションファンのかたですよね。おお、クリエーションの「ロンリー・ハート」がずっと謎の1曲だったと!ホント、このメロディーはいやでも耳に残りますよね。ハードな音なのにキャッチー、そこに私はジャック達との共通点を勝手に見出すワケですが…。わー、カンガルー女さん「ジャック達の勉強中」って(笑)。ボーカルスタイルは直枝さんと150度ぐらいちがいますが(180度って感じでもないんだよなあ、へろへろなとことかけっこう直枝さんと一色さん近いとこあるし…笑)、骨太でストレートでハードロッキンな音は、世の中でカーネーションの次ぐらいに(笑)カッコイイのではないかと!今ならジャック達のライブで「最高のベースを弾く大田さん」はもちろん、「一色さんのMCに戸惑う大田さん」や「一色さんのMCに大ウケしている大田さん」も観られるしね~。(ってソコが売りかよ)
カンガルー女
2009年04月08日 22:38
150度の違い(笑)!!
なんとも微妙な表現に思わず声出して笑ってしまいましたよ。
その前にクリエーションの「ロンリーハート」ですが...と
語る前にもう一度動画を再生してしまう自分(やめられない)。
やっぱり、アイ高野さんのボーカルはよいですなあ。
裏声とかシャウト!の所とか、一言で言うと
猛烈に歌がうまい!!ホント素敵。

そしてジャック達ですが、個人的に「じゃっくたち」と
表記されているものとは、何か縁があるというか、そういうバンド名
を名乗るところに抜群のセンスの良さを感じてしまうのですね。
ジャック達での、大田さん七変化も今後楽しみにしてまーす。
これからもライブレポよろしくです。
moonlightdrive
2009年04月09日 15:55
■カンガルー女さん
またまたようこそです!コメントありがとうございます!ね、何度も見ちゃいますよね。私もこの2週間ぐらいでこのふたつの動画、何十回見たか(笑)。アイ高野さんも芳野藤丸さんも、歌がのっぺりしてなくて奥行きや陰影があるんですよね~。こういうのをほんとに歌がうまいって言うんだと思いますよ。カンガルー女さん、ジャック・タチお好きなんですか?私なんか「ジャック達」というバンド名聞いてもしばらくそこに気付かなかったからなあ(笑)。ジャック達での大田さんはこれからも化け続けるのではないかなー、目が離せないです、ホント。

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