松本隆 作詞活動50周年記念『風街オデッセイ2021』 @ 日本武道館

松本隆さんの作詞家生活50周年を記念する2日連続のライブイベント。本来の50周年は2020年だけれど、松本さんによるとオリンピックが予定されていたこともあって開催は元々2021年にしようと思っていたとのこと。とはいえ今年も東京は長くコロナの緊急事態宣言下にあり、第5波のピークだった8月20日あたりは新規陽性者数が全国で2万5千人を超えるほどで、大きなライブの開催などは難しい状況だった。それが、開催までの2か月余りで落ち着いたのは本当に奇跡的なこと(11/5時点の全国の新規陽性者数は220人)。当日の出演者・スタッフの数や会場の大きさを実際に見たら、数か月~年単位の準備を要したプロジェクトであっただろうことは容易に想像できて、無事開催できて本当によかった、とあらためて思う。

松本さん関連のイベントをすべて追いかけられているわけじゃないけれど、50周年はやはりお祭り!私は今回、お小遣いはたいて購入した2日通し券で参加!

~松本 隆 作詞活動50周年記念 オフィシャル・プロジェクト!~
風街オデッセイ2021
■開催日:
《第一夜》2021年11月5日(金)開場17:00/開演18:00
《第二夜》2021年11月6日(土)開場16:30/開演17:30
■会場:日本武道館
■券種・料金:
全席指定:¥15,000(税込)
注釈付きステージサイドバック席:¥13,000(税込)
2日間通し券/全席指定:¥30,000(税込)


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【1日目】
というわけで、いざ武道館へ!浪人してたときの予備校の入学式がここだった記憶はあるけれど、ライブで来るのはおそらく初めて。外に物販「風街しょっぷ」のテントが設営されており、少し並んでパンフなど購入したのち、ディスタンス・検温・消毒の列を進んで2DAYS特典の風街レターセットを受け取って中へ。大きいライブ会場というとドームやアリーナのイメージしかなかったので、中に入って『武道館、意外に小さい!』と。これなら一番遠い席だったとしてもけっこう近い!急に武道館に親近感が。今回通し券の観客は2日とも同じ席で観るしくみで、私の席は東の1階、ちょうどステージを右斜め上から見下ろす感じ。風街ばんどもめちゃめちゃ楽しみだった私にとっては、バンドもしっかり視界に入る良席!よき!(惜しくもステージ後方はスクリーンに遮られて見えにくい角度だったけれど。)

パンフレット内で松本さんが、「『風街図鑑』でいうと1日目がヒット曲中心の『風編』、2日目がちょっとマニアックな『街編』」と言っていたけれど、事前に発表されていた曲目や出演者リストを見ると、確かにそんな感じに思えた。

開演時間になり、照明が落ちて、スクリーンに松本隆さんゆかりのワードが次々投影される。会場中の気持ちがグッと高まったところに登場したのは、鈴木茂さん、そして林立夫さん。おもむろに流れるあのイントロのギターのフレーズ、「砂の女」!ドラムの音も、もーまさに林立夫さんで!ここだけですでに心震える。茂さんはやや緊張しているようにも見えたけれど、この大舞台の一番手には誰よりも適役だったのではないかしら。茂さんの使い込んだ赤いストラトキャスターと、「鈴木茂商店」と文字の入ったアンプに見入る。続く「微熱少年」、2曲目にしてなんという超ゴキゲンな演奏!かっけー!コロナ禍下のライブなので声を出したり立ち上がったりはできないものの、思わず体が動いてしまう。

このライブ、スクリーンにまず歌のタイトルが出て、歌詞の数フレーズが浮かび、そのあとに歌い手さんの名前がどーん、そしてステージに本人登場、という段取りで進んでいったのだけれど、事前に誰が歌うのかわからなかった曲のひとつだった「夏色のおもいで」、歌手名に「曽我部恵一」と!おお!曽我部さんはハンドマイクで真ん中に立ち、松本隆さんの職業作詞家としての足跡の第一歩となるこの曲を、のびやかにそしてとても丁寧に大切に歌っていた。

次に、アグネス・チャンさんが出てきたときの会場中の「ほーーー…」っていうタメイキのようなどよめきのような空気、忘れられない。暗いステージの中、ライトに照らされたふんわりチュールに透ける脚線美。「花を添えるつもりで花のようなドレスを着ました」と後でブログに書いてらしたけど、衣装も、昔と変わらぬ姿も、可憐な歌声も、本当にすべてが花のようだった!「想い出の散歩道」、そして歌詞に縦読みで「アグネス」が読み込まれていることを「私、何十年も知らなかったんです!初めて書く歌謡曲の詞でそんなことします!?天才すぎる!」と会場を笑わせて「ポケットいっぱいの秘密」。過去ムーンライダーズでアグネスのバックをつとめていた鈴木慶一さんも、きっと会場のどこかで感慨深く聴いているだろうな~などと想像。

この風街オデッセイ1日目は、まさに70~80年代ヒットパレード。私が「夜のヒットスタジオ」や「ザ・ベストテン」といった歌番組で見ていた歌手のみなさんが次々目の前に現れ、観客は「昔と変わらない!」と驚き続けることになるのだけど、次の太田裕美さんもまさにそんなひとり。ピアノを弾きながら「雨だれ」を、そして「木綿のハンカチーフ」をもちろん4番までフルコーラスで。変わらぬ透明感のある歌声!

スクリーンに出た曲名が「三枚の写真」で、誰が?と思ったら、森口博子さん!目の覚めるようなブルーのドレスが素敵ー。この2日間、出演者のさまざまな衣装も本当に眼福だった!曲間のMCで、小さい頃から歌手になりたくてこの「三枚の写真」もよく練習で歌っていたとエピソードを披露。バラエティのイメージの強い森口さんの、すばらしい歌手としての側面をこんな舞台で堪能できてうれしくなってしまう。「リップスティック」これも松本さんか~!という、私の小学生時代の桜田淳子さんのヒット曲。松本隆もはっぴいえんどもまだ知らない小学生だったけれど、その言葉はすでに体中を巡っていたのだ…。

次の大橋純子さん、もう笑っちゃうぐらいすごかった!小柄な体のどこからあんなパワフルな歌声が出てくるんだろうか!?手練れ揃いの風街ばんどの演奏もめちゃめちゃゴキゲンで!ド派手なパーカッション、超強力リズムギター、ギャンギャン鳴るピアノ、最っ高!まだ前半なんだけどこの盛り上がり、どうする!?あとから大橋さんナント御年71歳と知りのけぞる。なんてこった!「シンプル・ラブ」「ペイパー・ムーン」、圧倒的なパフォーマンスに会場中が巻き込まれた。

原田真二さんの名曲「タイム・トラベル」は佐藤竹善さんが。すっと真ん中に立ち、のびやかに歌い上げる。いい詞のいい曲をいい歌い手さんが歌うって、何よりも贅沢なものね…。竹善さんの甘~い成分を含んだ声が、夢の中七つの海を駆け巡るようなこの曲にとってもよく合ってた。

ここから、7月に出たトリビュート盤『風街に連れてって!』コーナーのはじまり。亀田誠治さん出てきたと思ったら、いきなりB'zも出てきた!ナマだ!ホンモノだ!「セクシャルバイオレットNo.1」だ!私のようなマイナー音楽ファンは、もちろんこれまでB'zと何ひとつ接点ないのだけれど、今すぐファンになっちゃいそうな声量・音圧・カッコよさ!声は出せないけど心で「ウオォォォ!」と盛り上がる。ナマで聴く稲葉さんの歌すごかったなあ。そして「セクシャルバイオレットNo.1」はまるで彼らの持ち歌のようであった。カッコよかったーーー。

さらに、横山剣さん「ルビーの指環」。ふとここで私、『井上鑑さんと今剛さんでルビーの指環!これはマジのパラシュートじゃん!』と思い至って大感動。(実は45周年のときにも井上さん今さんでしかも本家寺尾さんの「ルビーの指環」観てるはずなんだけど、すっかり記憶から抜け落ちてた!)横山剣さんの「ルビー」は、寺尾聰さんの流れを受け継ぐ正統派ダンディな歌。風街ばんどのAORな演奏とあいまって、ステージに映画のシーンみたいな木枯らしが吹いてた。

連れてって!コーナーの締めは、ひそかに観るの楽しみにしていた川崎鷹也さん。『風街に連れてって!』のカバーの中で個人的に一番撃ち抜かれていたのが彼の「君は天然色」だったから。白シャツに白のセットアップという爽やかな装い。この大名曲にまっさらな状態で臨む川崎さんの心もちのようにも見えて、勝手にジンとする。そして、歌が、とってもよかった…!CDで聴いたときにも感じたのだけれど、川崎鷹也さんという方、「君は天然色」というこの大ヒット曲に世間が貼り付けてきた評価や権威などとは関係なく、ただそこにある音符や言葉と真摯に向き合える歌い手さんなんだなって。まるっきり新しい曲のように力強い輝きを放つ「君は天然色」を聴きながら、こういう力のある歌い手さんに歌われて、音楽は何度でも新しい生命を得るのだな…と感じ、思わず涙があふれてしまった。もう40年も松本さんの詞や大滝さんの曲を聴き続けているオールドファンにも、こうした新鮮な体験を今年あらためてもたらしてくれた亀田誠治さんとアーティストのみなさんに感謝。

今回のライブ、暗転時のセッティング替えもとてもスムーズだった。スタッフのみなさん、どれだけ打ち合わせと段取りを重ねたんだろう。そんな優秀なスタッフワークにより、後方からドラムセットが搬入され…C-C-Bの登場だ!ドラムとギターの2人で「Romanticが止まらない」「Lucky Chanceをもう一度」。筒美京平さんのメロディはつくづくポップでキラキラしてて楽しいな~!ドラムの笠さん、高い声も雰囲気もあの頃のままでスゴイ。昔からのファンの方なのか、客席に赤いペンライトの灯りがチラホラ見えたのも印象的だった。

次にドタバタッとステージに入ってきたのは、待ってました、イモ欽トリオ!あの頃のままの学生服の衣装で。「この曲だけで40年食べてます!」などなど、短いMCでもがっつり客席の心をつかんで、カラオケで「ハイスクールララバイ」。振りも、間奏での小芝居も、楽しい~。「次は生オーケストラで歌いたーい!」と叫びながらササーッと退場。それにしても、「ルビーの指環」も「君は天然色」も「ハイスクールララバイ」も1981年よ!ヒットの大きさ、バラエティの広さ、松本隆(敬称略)どんだけ!

山下久美子さんは、黒の長Tシャツに黒パンツというラフでロックないでたちで登場。トレードマークのおかっぱ髪がカワイイー。「赤道小町ドキッ」。パンチのある歌声とパフォーマンスで一気に武道館を学園祭のような雰囲気にして去っていった!

次に現れた早見優さんの変わらぬキュートさには、男女問わず客席中がノックアウトされたと思う。現役アイドルさながらのかっわいいミニの衣装からすらっと伸びた脚、早見さんの存在そのものがキラッキラでおそろしいばかり!「誘惑光線・クラッ!」振りも声もいまだ全盛期な感じだった。たぶん私と同学年なんだけど、全丙午(ひのえうま)が目をこすって嘘でしょって二度見三度見しちゃうよね。よいもの観たー!

いろんな意味で派手やかなパフォーマンスが続いたところで、武藤彩未さんの「夢色のスプーン」にほっこり。コロコロと響く温かみのある声が、ほんとにシチューやスープを大事にすくうスプーンのようだったなあ。森を思わせるグリーンのロングワンピースもとってもお似合いでした。

白い衣装でステージに登場しただけで会場中が釘付けになってしまう人。安田成美さんの存在感は、やはり別格でした。MCなどいっさい挟まず、「風の谷のナウシカ」を言葉をひとつひとつ置くように歌い、さっと消えていった。美しい夢か幻だったのかなと思うような…。ちなみに安田さんも私と同学年。全丙午が目をこすって…(以下略)

多くの人が書いているけれど、私も聴くの初めてだった鈴木瑛美子さんが素晴らしかった!お若いのに、この大舞台しかもそうそうたるレジェンド歌手がすでに何人も歌ったあとの後半で、不敵とも思えるほどの堂々とした歌いっぷり、見事のひと言。「Woman」「瞳はダイアモンド」を歌うほどの歌手はこうでなくっちゃね。どちらもこれまでのどのカバーとも違う、鈴木瑛美子さんだけの魅力と迫力に満ちた歌だった。本当に、年を経た人から若い人まで、さまざまな宝石のごとき歌声を引き寄せてしまうのが松本さんの詞なのだな…。

ここでバンドがインストを演奏し始めて、風街ばんどの紹介に!この2日間、さまざまな歌い手さんを見つつ、同じかそれ以上の熱量で私が見つめていたのが風街ばんど。中学生ぐらいからずっとさまざまなレコードのクレジットで見続けている憧れの凄腕ミュージシャンたちの演奏をナマで観られるなんて、夢のような時間…。「FUN×4」「我が心のピンボール」「風立ちぬ」「雨のウェンズデイ」などの大滝メロディを交えながら、順にソロを回していってひとりひとりスクリーンにどアップに!はーカッコイイー!吉川忠英さんが「雨のウェンズデイ」のメロディをつま弾くのとか、感慨深すぎてちょっと涙目になった。

いよいよ宴もクライマックスに差しかかり、ステージに現れたのはパリッとした薄いブルーのシャツに身を包んだ斉藤由貴さん。歌い始めた途端に会場が凛とした空気で満たされる。「初戀」を歌ったあと、松本さんに向け「会場のどこかで“俺ってやっぱりスゴイ”とほくそ笑んでると思いますが」とツンデレ気味かつ愛にあふれたMCを送り、もう1曲「卒業」。ちなみに斉藤由貴さんも同学年…。全丙午が(以下略二度め)

公式サイトの予定演奏曲目にはなかった「さらばシベリア鉄道」の文字がスクリーンに出て、客席がおおっとどよめき、冬っぽい衣装にお召し替えした太田裕美さんが二度めの登場!太田さんの歌もだけど、風街ばんどの演奏すごかったなー!中西さん(Kb)と忠英さん(Ag)が超高速フレーズを平気な顔してずーっと弾きっぱなしなの、人力で。オッソロシイもの見たー。松本さんがライブの一番最後に「『12月の旅人』と歌ってくれたから(大滝さんもここにいるよね)」という意味のことを言っていたように、はっぴいえんどの演奏を控えて、太田さんが大滝さんのことを呼び寄せてくれる役割だったのかも。

バンドが捌けてステージはいったんリセット。いやがうえにも“次ははっぴいえんど”の期待が高まり、暗転したままの会場から手拍子も。「はっぴーいいえーんど…はっぴーいいえーんど…」ゆでめんで聴けるあのコールを唸ってメンバーを呼び込んでたのは慶一さんの声のようにも聞こえたけど違うかしら…。拍手の中、向かって右に茂さん、左に細野さんが立ち、少し後方のど真ん中に据えられたドラムセットに松本さんが座る。サポートとして右端にハモンドオルガンの慶一さん、左にKb井上鑑さん、Ag吉川忠英さん。茂さんの「こんばんは、はっぴいえんどです!」の挨拶で「花いちもんめ」。うわーーーはっぴいえんどだーーー!「はっぴいえんどのカバー」ではなく「はっぴいえんど」を演れるのは、当たり前だけどこの人たちだけなんだよな…。サビのハモリは慶一さんが担当。さらに曽我部恵一さんボーカルで「12月の雨の日」。松本さんのドラムは、ひとつひとつの音を大切に置きつつ、その中に自由な風を呼び込むような演奏で、彼の詞に通じるものを感じたな…。そのあとナント茂さんが「人前で弾くの初めてだよ」と言いながらベースに持ち替え、細野さんがアコギをしょって「風をあつめて」。途中で少し、細野さんが歌を間違えるような箇所があったのもご愛敬。終わってからの締めのMCで細野さん「間違えちゃったよ…」と笑い、松本さんがうれしそうに「間違ってたね」という会話。もーぉ、こういうときのふたりは、まわりに崇められる天才作家様コンビでもレジェンドミュージシャンでもなんでもなく、ただの「バンド」の人。その姿がカッコよくてしびれたーーー、端的に言って、好き!!!!茂さんがしきりに「やっぱり細野さんと松本さんのリズムは独特でいいんだよねえ」と言い、「そうお?」とまんざらでもなさそうな細&松、かわゆい。茂さん「そうだよ、幸宏よりもイイかもしれないよ」と細野さんに(笑)。そんなこと細野さんに言えるの茂さんだけよ(笑)。「だからずっと続けてほしいんだよね、このふたりには」とグイグイ押す茂さん、いいぞいいぞー!ほんとうに、細野さんの曲や大滝さんの歌や松本さんの詞や茂さんのギターもだけれど、“このドラムとベース”があることこそが、まごうかたなき「はっぴいえんど」なんだと、目の前で見てあらためて感じもしたオデッセイ1日目だった。

太田裕美さんから松本さんへ大きな花束の贈呈もあり、松本さんは感慨深そうに「ビートルズが来日した時、僕もあの辺(と正面の南エリアあたりを指す)で見ていて、ロックってかっこいいなーと思い、そのあと細野さんと出会ってはっぴいえんどを始めた。あそこ(正面席)からここ(ステージ)まで来るのに50年かかりました」と。松本さんの、長いようなあっという間のような、短いような気の遠くなるような、ここまでの距離と時間に思いを馳せる。最後にステージに出演者全員並んでの写真撮影で締め。みんなリラックスした様子でニコニコ。事前の告知では「2時間半を予定」とされていたけれど、当然のように3時間超えのステージだった。


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【2日目】
今日も九段下へ。土曜日なので、開場・開演は前日より30分早い。2日目のワタシ的ポイントは、前日持って行き忘れた双眼鏡を持参したこと!もともと肉眼でもステージ上の方々の顔が判別できるぐらいの席ではあったけど、8倍率の眼を手に入れた私、ついつい風街ばんどを集中的に見ることに…!

客席もだんだん埋まってきて開演。気になる1曲目は…スクリーンに浮かび上がったタイトルは「A面で恋をして」!わーーー青春オブ青春!いきなり泣く!事前に友人たちと「トライアングル、杉さんと銀次さんは決まりとしてあと1人は…?」とあれこれ予想していたのだけれど、なんと鈴木茂さん!これは予想外だった。佐野くんパートを銀次さんが、大滝さんパートを茂さんが(!)、杉さんパートを本人が歌唱の、とってもレアな「A面」。「茂さんはまだこのあとたくさん出番があるので」と杉さんにいったん送り出されて、残る杉さんと銀次さんで「Do You Feel Me」。このふたりでハモるとまじマージビートだし『微熱少年』の挿入歌だしここは武道館だしで、2日目のすべり出しにはぴったりの2曲だった。

今思い返すとこの日は、心の温度がいまだにちょっと高めの“微熱少年”たちのオンパレードだったな。次の安部恭弘さん、優しい笑顔で「CAFE FLAMINGO」。いきなりこんなロマンティックな雰囲気醸し出されたらくらっときてしまう…!デビューにあたって「作詞は松本隆さんがいい」と生意気にも言ったら松本さんが曲を聴いてくれてアルバム一枚書いてくれることになったというエピソードを明かしてくれた。もう1曲「STILL I LOVE YOU」。松本隆詞のシティポップ、しみじみよい…。

個人的にとってもとっても楽しみにしていた稲垣潤一さん。「バチェラー・ガール」大大大好きなので!!!!稲垣さんの声は本当に大滝さんの曲によく合う。そういえば45周年のときに、大滝さんと稲垣さんは同じ東北出身で鼻濁音を使う歌い方が似ているのかもという話をされていたよね。さらに…「恋するカレン」!何億回も言うけど、私がナイアガラの滝に落っこちるきっかけになった曲。この曲に出会ったことと、今武道館にこのライブを私が観に来てることは、ひと続きにつながってる。風街ばんどの演奏もすばらしかった…。ギター、キーボード、ドラム、ベース、日本のポップス界を背負ってきた名うてのロックミュージシャンたちが惜しみなく極上の音を繰り出すうえに、ストリングス、ホーン、コーラス隊までもが一斉に音を奏でるのだもの、まさに大瀧流の「ウォール・オブ・サウンド」をナマで聴いているってことだよね、貴重な体験すぎてクラクラする。

息をつく間もなく次々に、そうそうたる歌い手さんがステージに。南佳孝さん「スローなブギにしてくれ」。武道館の天井を貫くナマ「want you~♪」!南佳孝節、ますます健在だわー。佳孝さんは「松本君とは同い年で東京生まれで同じように映画とかが好きで」と、出会って一緒に歌を作った時分のことを昨日のできごとのように話してくれた。「スタンダード・ナンバー」こういう大人っぽく都会的な曲を演奏する風街ばんども格別。

ここで佳孝さんが林立夫さんと茂さんを呼び込んで。茂さんが「この曲は作ったときにもう佳孝君に歌ってもらいたいと思った」と言いながら、「ソバカスのある少女」。濃厚な佳孝さんの声とさらりとした茂さんの声、それぞれの個性がゆったり交錯する。

佳孝さんがステージを降りた後、茂さんと林立夫さんで「砂の女」「微熱少年」を。1日目のオープニングを飾った曲だけれど、この2日目は緊張感がほぐれてより良かった気がする。「微熱少年」なんてもう、1日目に輪をかけてゴキゲンな演奏で!いやホントこのメンツが本気出すととんでもないことになる!双眼鏡の力を借りてドラムもガン見。楽器のことは何ひとつわからないけれど、間違いなく林立夫さんの「あの音」がするんだよなー、たまらん!

そして、スタイリッシュなスーツ姿にポンと帽子をのせ、ギターを抱えて、小坂忠さん!登場するだけでみんなの気持ちを引き寄せる問答無用のカッコよさ。「しらけちまうぜ」「流星都市」、なんて魅力的な歌声なの…。あとからご家族のツイートで、緊急の開腹手術から2週間余り、退院して1週間の状態でのステージだったと知り、心から驚く。そんなこと想像だにしないほど、力強い歌声だったから。リハは座って始めたのに立って歌いたいと言って途中からそうしたと。たとえ10代20代の若者であっても退院1週間ではギターしょって立つことだって厳しいはず。なんという凄みをたたえた魂。そんな場に同席できて、ステキな歌声を聴けたことに感謝…。

さ~出てきた星屑スキャット!ミッツ・マングローブさん、ギャランティーク和恵さん、メイリー・ムーさんの3人によるユニット!曲は「ミッドナイト・トレイン」!星屑スキャットは事前の発表時まで寡聞にして知らず、メンバー調べておお!となってすごく楽しみにしてた。体にぴたーとくっつく黒のキラキラスパンコールのドレス、太ももまで深~く入ったスリット、盛り盛りのヘアスタイル!やーカッコイイイイーーー!風街ばんどがまかせろとばかりにズチャココとノリノリでプレイしていたのも最高だった!

これも事前に曲発表はあって、誰が歌うのかな?のハテナマークを私が曲目リストにつけていた「てぃーんず ぶるーす」。堀込泰行さんでした!(あとから知ったけど「風街ミーティング」(99年)でもキリンジでこの曲歌っていたんだね。)前日の佐藤竹善さんの「タイム・トラベル」とまるで対を成すような、スウィートネス×2。こんな声に歌われる詞もメロディも、とびきりシアワセよね。

藤井隆さん、きりっとスーツに身を包み登場。いつものコミカルな彼とは違う落ち着いた空気で、MCも挟まず、名曲「代官山エレジー」を。藤井さんのイメージから何か賑やかなMCを展開するのかなと想像していたので意外だったけれど、言葉をひとつひとつ大切に歌う様子から、藤井さんの真摯さと松本さんへの敬意がとてもよく伝わってきて心動かされた。この曲が入っている松本隆さんプロデュースのソロアルバム『ロミオ道行』(02年)は本当によく聴いたので、たちまちふわっとあの頃の空気が心の中に立ちのぼる。

スクリーンに絵の具のような華やかな色が飛び散って、「冨田ラボ・冨田恵一」の名がどーん!冨田ラボコーナーだ!そして、キーボードに座る冨田さんとまずはクミコさんで「フローズン・ダイキリ」。パッとまわりまで明るくするようなオレンジ色のドレスのクミコさん。大人のカッコイイ歌声を披露。

畠山美由紀さんの「罌粟」、美しい詞、美しいメロディを、美しい声で。2000年代に入ってからの松本さんの詞は、それまでとまた違う覚悟と凄みがあるよね…と、冨田ラボコーナーを聴きながら思う。畠山さんの歌声とともにゆったり帆船に揺られるような時間。

冨田さんは途中で(ここで、だったかは記憶がさだかでないけれど)ギターにも持ち替えて。チェックの長いコートに帽子の、童話の登場人物のようないでたちで現れたのはハナレグミ(永積崇さん)。「眠りの森」。ああそれにしても、よくもこう声の素敵な人ばかり次から次へと、なんて至福…!さらに畠山さんと堀込泰行さんを呼び戻し、この3人と言えばそう、「真冬物語」。しーろーいフリースの~♪すばらしい3声がめくるめく行きかい、ゾクゾクする…

冨田ラボコーナーのあと空気一転、登場したのは可愛らしい中島愛さん。アニメのキメぜりふのような元気いっぱいの呼びかけを客席に投げて歌い始める。私、「中島愛」という名前ではまったく思い当たっていなかったのだけど、あとで「ランカ・リー」だとわかって、ああ!って。マクロスの声優さんなんだね。それで…この中島愛さんがほんとうにすばらしくて…!「キラッ☆」って合いの手入れ、大きな振りをつけながら歌う、まぶしいほどのポジティブな輝き。きっとこの歌声を聴いて、音楽なんか詳しくなくても作詞家が誰とか知らなくても、生きる元気が出た人や躓きから立ち直れた人がたくさんいるんだろうな、って思って。音楽の無尽蔵なパワーを世の中の隅々にまで広く届けることができるのって、音楽を難しく語る人じゃなく、中島愛さんのような素直でオープンな魅力をもった人なんだろうな、って感じて。それでなんか、涙が止まらなかった…。(というわけで1日目は川崎鷹也さんが、2日目は中島愛さんが、私の「号泣だったで賞」でした…。)

しょこたん!しょこたん!はーーー相変わらずかわいい!すてき!「綺麗ア・ラ・モード」を、ていねいにていねいに思いをこめて歌いあげる。力のある歌声に会場中が魅入られていた。昨日の森口博子さんもだけど、歌手以外の活躍のイメージが強いタレントさんの、本家本流の歌いっぷりに接して心震える。

さかいゆうさんのことは事前知識がなかったのだけれど(2017年の『風街ガーデンであひませう』などに出演されているそう)、ちょっとお笑い芸人さんみたいなメガネのお姿との大いなるギャップがある、本格派の歌声。達郎さんの「いつか晴れた日に」をスツールに腰かけて、「SWEET MEMORIES」をキーボードで熱唱。うまい歌い手さんっているものだなあ。

風街ばんどの紹介タイム!私は2日間ともほぼずっと風街ばんどをちらちら見ながらの鑑賞だったのだけれど、ずーーーっとデフォルトでいい演奏しているので、いざ文字で感想を書こうとすると逆に言及が薄くなりがちね。昔テレビの歌番組って専属のバンドがいて、さまざまな歌い手さんのさまざまな楽曲のバックをプロフェッショナルな演奏で支えていたけれど、風街ばんどはまさにそんな感じ。いろんなタイプの液体を次々と受けとめる頑強で美しいグラスのようだった。どんな色の歌でもそのグラスに注げば、もっとも魅力的で最高のきらめきを放つように見せてくれる。風街ばんどを見ながら自分はつくづく、腕のいい職人が互いの力を信頼し個性も発揮しながら最高の仕事をする(しかもなんてことない顔で)、っていう光景が好きなんだなあ…と思った。曲の途中「FUN×4」のメロでコーラス隊が「fun fun fun, one time, fun fun fun, two times,… three times,」とリピートする箇所があったんだけど、アコギの忠英さんがそれに合わせて右手を1,2,3,4って指出してカウントしてみせてたの、お茶目だったな~!あとどこにも書けなかったのでここに書くけど、2日間通していくつかの曲でギターの今剛さんのペダルスティールが聴けたり、井上鑑さんのアコーディオン姿が見られたりしたのも、悶えた~。後列のホーン隊、またろうさん、山木さんあたりが見えにくかったのが残念。映像化の暁には風街ばんどフォーカスのチャンネルが欲しい…。

黒いドレスに身を包んだEPOさんの「September」。ポップな歌声、ポップな演奏が心地よい。私にとっては陸奥A子のマンガのような存在の歌、少女時代の憧れの世界。ふんわりと日常を満たすこんな詞もまた松本さん。会場中のみんなが思わずEPOさんと一緒に「セプテンバ~♪」と心の中で口ずさんでいたのじゃないかしら。

はっぴいえんど前の全出演者のラストは吉田美奈子さん!もうーすごかったカッコよかった「瑠璃色の地球」。美奈子さんが歌う「光の矢を放ち」は本当に矢に射られるような思いがしたな。勇猛果敢、美奈子さんは戦いの神のようだ。そして45周年のときの記憶も強烈な「ガラスの林檎」。凄すぎて笑っちゃうというのはこのこと!規格外の凄さに武道館の天井が吹っ飛ばされそうだった!風街ばんどの演奏がまた!ド迫力でとんでもないんですけど!今さんなんか、美奈子さんの暴れっぷりにギター弾きながら笑ってたもん。ああーすっごいもん観たー!

2日にわたる夢のような風街オデッセイもとうとう最後のはっぴいえんどの出番。茂さんの「こんばんは!はっぴいえんどです!」の挨拶にグッとくる。メンバーが集まって音を出すことでしか生じえない「バンド」という存在が、この時間、確かにここにいるよ、という宣言だから。ましてや、はっぴいえんどがね。昨日と同じく茂さんの「ワン、トゥ、スリー!」のカウントで「花いちもんめ」のイントロ、でも少し演奏したところで茂さんが「ゴメン!」と。ギターのチューニングを直して仕切り直し。も~これさえも魅了される!「花いちもんめ」の詞とメロディにはみずみずしさと初々しさが閉じ込められていて、茂さんが歌うたびあの頃の新鮮さのままあふれ出すよう。そして昨日は曽我部さんがボーカルをとった「12月の雨の日」、「今日は鈴木慶一が」と茂さんが。うわーーーまじですか!大事件だ!慶一さんがこのライブに出演すると発表あったときの「何をやるんだろ?」という疑問はリハ時の写真や慶一さん自身のコメントではっぴいのサポートらしいと推測できていたものの、メインボーカルとは!予想の外の外です!昨日、「井上鑑さんと慶一さんがライブでWキーボードなんてこといまだかつてあった?」とコーフンしてたんだけど、それどころじゃないレアさ、倒れる!慶一さんは「冥途の土産だから!」と天の上の大滝さんに向かって許可をとってた(笑)。で、この「12月の雨の日」が、とっっってもよかった…。やっぱり慶一さんの声は、70年代の日本語のロックを身をもって切り拓いてきた声なんだよね。ほんとにすばらしかったよ。大滝さんもきっと「慶一、やるじゃん」ってニヤニヤしてたと思う。さらに昨日と同様、茂さんがベースに持ち替えて、細野さんがギターを持ち、「風をあつめて」。それまでぼそぼそ茂さんとしゃべっていた細野さんがいきなりフッとイントロをつま弾き始めるんだけど、すぐさま「トン!」ってドラムで入ってこれるの、さすがバンドだなあと思ったよ。松本さんのスネアの音、シュッというハイハットの音、大切に記憶に刻む。

最後はまた出演者がステージに総出で撮影しておひらき。特に2日間連続で出演のはっぴいえんどと風街ばんど、そしてスタッフのみなさまお疲れさまでした。自分が立っている地球の大きさを私たちが自分の目では確かめられないように、作詞家・松本隆さんの仕事もあらゆるスケールが大きすぎてなかなか全体像を実感することが難しいけれど、この「風街オデッセイ」はその稀で貴重な機会だったのでは。はっぴいえんどもB'zもアグネス・チャンもイモ欽トリオもひとところに集めることができる人なんて、松本隆さん以外そうそういない。楽しかったなー!でもやっぱ、ただのバンド少年同士のような、はにかみがちの松本さんと細野さんと茂さんが最高でした。また会えますように!

松本隆さん、あらためて、作詞家生活50周年おめでとうございます!


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『風街オデッセイ2012』公式サイトより セットリスト

《第一夜》2021年11月5日(金)
No.「TITLE」/ARTIST(オリジナル)
M-1. 砂の女/鈴木 茂 w/林 立夫
M-2. 微熱少年/鈴木 茂 w/林 立夫
M-3. 夏色のおもいで/曽我部恵一(チューリップ)
M-4. 想い出の散歩道/アグネス・チャン
M-5. ポケットいっぱいの秘密/アグネス・チャン
M-6. 雨だれ/太田裕美
M-7. 木綿のハンカチーフ/太田裕美
M-8. 三枚の写真/森口博子(三木聖子)
M-9. リップスティック/森口博子(桜田淳子)
M-10. シンプル・ラブ/大橋純子
M-11. ペイパー・ムーン/大橋純子
M-12. タイム・トラベル/佐藤竹善(SING LIKE TALKING)(原田真二)
M-13. セクシャルバイオレットNo.1/B'z w/亀田誠治(桑名正博)
M-14. ルビーの指環/横山 剣 w/亀田誠治(寺尾 聰)
M-15. 君は天然色/川崎鷹也 w/亀田誠治(大滝詠一)
M-16. Romanticが止まらない/C-C-B
M-17. Lucky Chanceをもう一度/C-C-B
M-18. ハイスクールララバイ/イモ欽トリオ
M-19. 赤道小町ドキッ/山下久美子
M-20. 誘惑光線・クラッ!/早見 優
M-21. 夢色のスプーン/武藤彩未(飯島真理)
M-22. 風の谷のナウシカ/安田成美
M-23. Woman“Wの悲劇”より/鈴木瑛美子(薬師丸ひろ子)
M-24. 瞳はダイアモンド/鈴木瑛美子(松田聖子)
M-25. バンドメンバー紹介曲
M-26. 初戀/斉藤由貴
M-27. 卒業/斉藤由貴
M-28. さらばシベリア鉄道/太田裕美
M-29. 花いちもんめ/はっぴいえんど w/鈴木慶一
M-30. 12月の雨の日/はっぴいえんど w/鈴木慶一、曽我部恵一
M-31. 風をあつめて/はっぴいえんど w/鈴木慶一

《第二夜》2021年11月6日(土)
No.「TITLE」/ARTIST(オリジナル)
M-1. A面で恋をして/鈴木 茂、伊藤銀次、杉 真理(NIAGARA TRIANGLE vol.2)
M-2. Do You Feel Me/杉 真理、伊藤銀次(杉 真理)
M-3. CAFE FLAMINGO/安部恭弘
M-4. STILL I LOVE YOU/安部恭弘
M-5. バチェラー・ガール/稲垣潤一
M-6. 恋するカレン/稲垣潤一(大滝詠一)
M-7. スローなブギにしてくれ(I want you)/南 佳孝
M-8. スタンダード・ナンバー/南 佳孝
M-9. ソバカスのある少女/鈴木 茂、南 佳孝(ティン・パン・アレー)
M-10. 砂の女/鈴木 茂 w/林 立夫
M-11. 微熱少年/鈴木 茂 w/林 立夫
M-12. しらけちまうぜ/小坂 忠 w/林 立夫
M-13. 流星都市/小坂 忠 w/林 立夫
M-14. ミッドナイト・トレイン/星屑スキャット(スリー・ディグリーズ)
M-15. てぃーんず ぶるーす/堀込泰行(原田真二)
M-16. 代官山エレジー/藤井 隆
M-17. フローズン・ダイキリ/クミコ w/冨田恵一
M-18. 罌粟/畠山美由紀 w/冨田恵一
M-19. 眠りの森/冨⽥ラボ feat.ハナレグミ w/冨田恵一
M-20. 真冬物語/堀込泰行、ハナレグミ、畠⼭美由紀 w/冨⽥恵⼀
M-21. 星間飛行/中島 愛
M-22. 綺麗ア・ラ・モード/中川翔子
M-23. いつか晴れた日に/さかいゆう(山下達郎)
M-24. SWEET MEMORIES/さかいゆう(松田聖子)
M-25. バンドメンバー紹介曲
M-26. September/EPO(竹内まりや)
M-27. 瑠璃色の地球/吉田美奈子(松田聖子)
M-28. ガラスの林檎/吉田美奈子(松田聖子)
M-29. 花いちもんめ/はっぴいえんど w/鈴木慶一
M-30. 12月の雨の日/はっぴいえんど w/鈴木慶一
M-31. 風をあつめて/はっぴいえんど w/鈴木慶一

【風街ばんど】
井上 鑑(音楽監督・Keyboards)/ 中西康晴(Keyboards)/ 土方隆行(Guitar)/ 今 剛(Guitar)/ 吉川忠英(A.Guitar)/ 髙水健司(Bass)/ 山木秀夫(Drums)/ 三沢またろう(Percussion)/ 高尾直樹・佐々木久美・藤田真由美(Chorus)/ 中野勇介(Trumpet)/ 村田陽一(trombone)/ 竹野昌邦(Saxophone)/ 金原千恵子(violin)/ 栄田嘉彦(violin)/ 古川原裕仁(viola)/ 笠原あやの(cello)


つい描きたくなった、風街ばんど素敵ヘアスタイルのおふたり。
今剛さん.jpg 井上鑑さん.jpg

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