キリンジ@SHIBUYA-AX

画像書くの遅くなったけど、火曜日行ってきた!キリンジ@SHIBUYA-AX。AX二日連続公演の初日のほうです。シネマ以来のwithとりりん。この日のチケットはとりりんに取ってもらったのだけど、彼女のチケ運はいったいどこまで埋蔵量があるのか…2Fの指定の1列め!!堀込兄弟はもちろん、バンドまで障害物なしですべてめちゃ見え、やーシアワセだった~。ただ…私は諸事情で開演に遅れてしまい、アタマ3~4曲欠けちゃったのが痛恨…。(以下たいしたことないがネタバレありです)

キリンジは、私がライブに出かけるアーティストの中ではいちばんメジャーといっていいぐらいなんだけど、ご本人たちは相変わらず淡々としてますなー。衣装、なんか噛み合ってないし…(笑)。チェックのシャツ+ダウンベストの妙にラフな弟と、ブルーに白衿のクレリックシャツという妙にドレッシーな兄。そしてMCもやっぱり噛み合ってない…(笑)。バスや新幹線の窓際が好きとか、そうでもないとか、弁当がとか、でも弁当の話は結局せず(笑)、ときどき“しーん”と間を空かせてはお客さんのクスクス笑いを誘い、挙句の果てには「地方に行くと『今日はどこどこの名所に行ってきました!』って結構話題があるんだけど、東京はねぇ…ただ家から来るだけだから」って(笑)。圧倒的な完成度を見せる音と、MCとの落差がありすぎて愛せる…。

音は、はっきりと、CDとはまた別の「完璧な到達点」。キリンジのライブはいつもそうだと思うけど、今回もバンドメンバー強力で。個人的にはこないだの堂島くんバンドでも目を見張った小松シゲルくんのドラムに注目してしまう場面多かった。ま、うっとりしながらほぼ小松さん「しか」見てなかったとりりんほどではありませんが(笑)。力強くタイトでめちゃ安定感ありつつ、どっかヤンチャさも感じるドラム。「Golden Harvest」~「ロマンティック街道」の叩きっぷり、迫力あったなー。そしてキーボードが、(私にはなじみ深い)伊藤隆博さんと、松本圭司さんの二人体制なもんで、音がゴージャスで厚いこと!そのぶん(というのか)、高樹さんがギター弾きまくってたのがすっごいカッコよかったー。もちろん泰行さんも前半アコギ後半エレキをずっと抱えてて、スポットライト的に目立つ弾きシーンがあるんだけど、高樹さんは目立とうが目立つまいが、とにかく常に弾いている(笑)。サイドだったりリードだったり。ギタリスト・堀込高樹の底力を見せつけられたなあ。惚れ直しました。

「雨は毛布のように」がシャッフルっぽいリズムの見違えるようなアレンジになっていて、すごくよかったりしたんだけど、やっぱり何よりも『DODECAGON』の曲が、どれも素晴らしくってね。ライブで聴いて、あらためて名曲だらけの名盤だよなーと。そして泰行さんの声、今さらだけどしみじみいいね…。CDよりライブでのほうが、よさがリクツ抜きにダイレクトに伝わってくる。ホールばえするというか、響きっぷりがいいというか、この声の特質はやっぱり泰行さんだけのものだ。私のこの日のベスト・チューンはアンコールの「CHANT!!!!」。(他の曲もそうだけど)泰行さん&真城めぐみさん、飯田希和さん、高樹兄、のコーラスワーク、見事だった。客席もまさにクワイアに参加してるって感じの盛り上がり、素晴らしかったし楽しかったー。

キリンジのライブはいいなあ。そして、ライブのキリンジはいいなあ。特にこの2つめの文章は、彼らのライブを観ると個人的につくづく思うこと。文科系の外見にひそませた意外な身体性や、ポップな包装紙の芯にある無骨なミュージシャン魂に、クラッとくるんだよね。


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