メトロファルス 2006 師走LIVE 『わくらば まれびと もっけのさいわい』@渋谷O-WEST

画像楽しかった~!カッコよかった~!あきらめずにへこたれずに足を運んで、ほんとによかった…。昨夜、初めてのメトロライブに参戦。やっぱり最高だった!!私みたいに、知ってから15年以上も経ってやっと初めてライブに接する人間もいるんだから、つくづく、バンドを続けててくれるってありがたいよね…。でも、こうして生のメトロファルスを味わってしまった今では、もう、こんなライブを体験しないで済ます人生なんて有り得ないとまで思っちゃう。ヨタロウさんガンちゃんメリィさんbossiさん、ほんっとにカッコよかった! (…以下、メトロの曲はあまり知らない私の、どうでもいいこと中心のダラ感想文。)
メトロファルス 2006 師走LIVE 『わくらば まれびと もっけのさいわい』
★日時:2006/12/26(火)
★場所:渋谷 O-WEST
★出演:メトロファルス/伊藤ヨタロウ(Vo)、光永Gun(Bass)、ライオン・メリィ(Accordeon,Keyboards)、Bossi(Drums)
with:吉良知彦(ZABADAK)(Guitar,Bouzouki)、Killing Horns/福島幹夫(Sax),浜野謙太(Tb),関口新一郎(Tp)、ゆいこ(Cho)、マコさん(かな?dancer)

※事前に告知のあったゲストのHONZIさんは残念ながら病欠とのこと。あと飛び入りだったのか三線のホールズさん(たぶん)も参加。

この日は朝から、12月の天候としては異常と思えるような土砂降りの雨。どうにもメトロファルスらしいな~なんて思っていたら、やっぱりヨタロウさんが雨男なんだって。私は初めてだったO-WESTは、クアトロよりは狭くBOXXと同じぐらいの感じかな~。客席の右と左にパイプ椅子が出てて、真ん中のフロアは立ち見。この並び、いいよね。私は開演前は後ろのほうにいたんだけど、メトロのメンバーが出てきたら思わず前方に…。だって、ヨタロウさんやガンちゃんやメリィさん見たかったんだもん!

ガンちゃん(って私が呼んでいいのか戸惑いながらも…)はジャージにニットの帽子でめちゃカワイイー。bossiさんは西海岸な感じのTシャツ(イワオの裏庭のときもそんな感じだったっけ)で、ヨタロウさんは赤いシャツにコート羽織ってた。で、メリィさん!フリルいっぱいの白いドレスに、金色の冠(100均で前日に買ったとかで、あとでお客さんにプレゼントしてた・笑)をかぶり、耳にはピカピカ光る電飾のイヤリング。キャーーーこれが噂のメリィさんのスカート姿なのね~、初体験!素敵~。あと、サポートギターの(ほぼ半メンバー状態だと思うけど)吉良知彦さんを従え、たぶん最初はこの基本の5人で。あーーーもうめっちゃカッコイイんですけど!!

ガンちゃんbossiさん吉良さんはこのあいだのイワオの裏庭で観ているし、メリィさんもいろんなところで拝見してるのだけど、生のヨタロウさんは、ほんとにほんとに初めてで。何よりまず、ヨタロウさんの変わらぬヤンチャさにビックリ。素行の悪い少年みたいな印象が、80年代ごろのジャケや雑誌で見るのと全然変わんない。あの七色ボイスもまったく衰えがないし、ものすごい声量だし、動きは軽やかだし、笑顔はキュートだし。銀髪をなびかせて、ステージ中をひらひら飛び回ってた。それにしても、ヨタロウさんのボーカルは妖しくていかがわしくて色気があって最高。このうらぶれ感こそロックだよなー。

メリィさんのキーボード、素敵すぎ。そしてメリィさんの挙動、怪しすぎ。その格好が既に怪しいんだけど(笑)、人が演奏してるときに後ろの段差に腰かけて傘さしてみたりとか、最後にはライオンのパペット出して喋らせてみたりとか、もうおっかしいー。ここ最近何回か、いろんな人のバック(ジャック達川喜多美子さん)でメリィさんを観てたけど、このリラックスした変人ぶりを炸裂させてるのが、本来のメリィさんなんだなーと変に感動(笑)。これができるのは、やっぱりホームグラウンドのメトロファルスだからなんだろうなーと妙にジーンとする(笑)。

そのメリィさんにヨタロウさんが「カクテルピアノをお願いします」と振って始まった「ジャージー・ロージー」がもう、鳥肌立つようなカッコよさだった。ナマで聴けて感激…。この曲はキリング・フロアの福島ピート幹夫さんを迎えて、だったんだけど、ピートさんのsax、めっちゃ素敵だったな~。この日のライブ、当初の告知から知らないあいだにゲストが増えていて、キリング・フロアのホーン隊が出るってことも直前に知った私。キリングのsaxでありジャック達のベーシストであるピートさんを、前々日に続けてまた観ることになったんだけど、なーんか、ピートさんすっごくカッコよかった!いやピートさんはいつもカッコいいんだけど、ほら、ジャック達のときは一色さんの爆笑MCがバンドのキャラを見誤らせるからね(笑)。

とってもイカシた演出で、ピートさんのサックス、シンベ(関口新一郎)さんのトランペット、ハマケン(浜野謙太)さんのトロンボーン、それぞれをフィーチュアした曲が1曲ずつあって、どれもすんごくよかった。それに後半、3人が揃って吹いた曲(たしか「Zingaro」とか他にも)が、ハマッててカッコよかったなーーー。ごく個人的な好みで、ホーンが入ったロックの魅力が今ひとつピンとこない私なんだけど、この日のメトロ+キリング・ホーンは、めっちゃよかった!なんかね、この3人、ホーンの人たちのわりにはかわいくて威張ってなくていいんだよね(笑)。来年は絶対、キリング・フロア観に行こーっと!

そしてこの日、私がステージ上の誰よりも熱い視線送りっぱなしだったのが、何を隠そうガンちゃんです。…って全然隠れてないか。もう、とにかく素敵なんだもの~(惚)。彼の甘さ、素っ気なさ、少年みたいな笑顔、もうどれをとってもメロメロ。じつに女泣かせ感満載の人だ…。で、このガンちゃんのベースとbossiさんのドラムが、今さらだけど、すんごくて。強固で堅牢で、それだけでなく自在なこのずば抜けたリズム隊があってこそ、ヨタロウさんはあれだけ自由に歌えるんだなー、とつくづく思った。ときどきbossiさんと視線を合わせるときのガンちゃんの表情がまた素敵で。bossiさんは終始、鳥にエサでもやるような淡々とした素振りで、おっそろしいリズム叩き出してました(笑)。

それから、殊勲賞・功労賞・よくがんばったで賞(要らないか)をZABADAK吉良さんに差し上げないわけにはいかないでしょう!こんだけのサウンドの中で、ギターは基本的に彼ひとり。メトロの4人はけっこうのほほんとやってるように見えましたが、吉良さんは汗かきまくりの弾きまくり!ご自分の日記でも「メトロファルスの曲の多くは奇妙なコード進行や異様なリフに満ちていて、一瞬たりとも気を抜けません」と語ってらっしゃいましたが(異様なリフって…笑)、そうだろうなあ。ひたすら熱っぽくクレイジーな音を絡ませてた吉良さん、最後には歯でギター弾いてたね(笑)!西村哲也さんといい、静けさの底にこのテンションを持つギタリストじゃないと、メトロほどのバンドのサポートはできないんだろうなーとか思う。

メトロファルスで大好きなのは、ムーンライダーズと並ぶ、男所帯ユニゾンコーラス(笑)。音楽なんかにうつつを抜かしてる、現実社会的にどうなのかって男たちが揃ってコーラスする絵面が、もうもう好きで好きでしょうがない。ましてそれを、ナマで堪能できてうっとり。特に、ヨタロウさんの浮世離れした声とガンちゃんの甘くやわらかく意外に底力のある声が重なるのがすごーく素敵。

「宇宙は見えるところまでしかない」「蒼空のチリアクター」「宇宙アンファンテリブル」「Limbo島」「俺さま祭り」「宵闇峠地吾郎変化」「DO THE TARASCON」「しゃらくせいや」、ああもう飛んだ跳ねた踊った!メトロの曲は“ダンスミュージック”ではないけど、まちがいなく“カラダが動いてしまう音楽”だ。ステージ上の若くはない(笑)メンバーも、動きまくりながらこの驚愕のサウンドを放ってるんだよ、スゲーよ。アンコールに何回か応えたあと、いちばん最後に基本の5人で「さまよえる楽隊」ってのもウレシかった。ゲスト楽器や女性コーラスやキュートなダンサー(かわいかった!)が入ったメトロもいいけど、何か私はやっぱり、このゴリッとしたロックバンド・メトロファルスが好きなんだなー。

あーほんと楽しかった!家庭内事情諸々から行くのをかなりあきらめかけてたんだけど、やっぱりムリヤリ行ってよかったーーー。次はまた2年後、なんてことにせずに、ばんばんライブやって欲しいなあ。「ちょっといいライブ」ができるバンドは腐るほどいても、ここまで圧倒的な音像と他のどこにもない世界をナマで見せてくれるバンドなんて、そうはいないからさ。


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