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zoom RSS 西村哲也、グランドファーザーズ @ 赤坂グラフィティ

<<   作成日時 : 2008/03/23 05:38   >>

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画像金曜の夜、赤坂グラフィティで西村哲也祭り。あーーーもうほんっとに楽しかった!!!!西村さんのソロもさることながら、やっぱりグランドファーザーズの衝撃が…。ナマのグランドファーザーズが目の前にいて、グランドファーザーズのナンバーを、あの頃をはるかに超える演奏で放ってる。こんな光景を見られることの信じられなさ。もううれしすぎてどうにかなっちゃいそうだった…。

08/03/21 Fri
西村哲也&マーシーホテル
@赤坂グラフィティ
マーシーホテル(大田譲、夏秋文尚、伊藤隆博、美尾洋乃)
ゲスト:青山陽一
前売:2,500yen/当日:2,800yen(ドリンク別)
開場:18:30/開演:19:30



■西村哲也&マーシーホテル

開場から1時間、グラフィティはかなりの盛況!まずは5人がステージに上がり、西村さんのソロ。このバンド、「西村哲也&マーシーホテル」という新しい名前がついたはずだったんだけど、そのバンド名はこの日とうとう一回もアナウンスされなかったね(笑)。たぶん西村さん、グランドファーザーズのほうで気が気じゃなく、バンド名どころではなかったと思われ(笑)。

1曲め、「幸せな人生」。今日の西村さんは金色のレスポール!!かっちょえー。楽器オンチの私にはギターの音のちがいはよくわからないけれど、ゴツくて重そうなギター、太くて奥行きのあるいい音してた。そして12月のライブを見逃した私にとっては初めての美尾さん入り編成だったのだけど、ヴァイオリンが入ると西村さんのプログレッシヴな持ち味がますます強調される気がして、すごくいいと思ったなー。こんなクセのある編成でこれほどのびのびと音楽できるなんて、やっぱり西村さん相当タフで底力のあるロックアーティストだよなーと思ったり。

この日の「ひまわり」、ドキッとするほどよかった。ヴァイオリンの音色でせつなさ3割増。ワンコーラス終わりぎわの西村さんのリズムギターは、ちょっと鳥肌立つようないい響きしてる。ふと、この曲に、ジャック達「MY BEAUTIFUL GIRL」に通じるものを感じちゃった。つまり、“永遠のスタンダード”ということ。それから新曲の「グラスマン」がカッコよかった!セカンドライン・リズムを刻むドラム(夏秋さんでは珍しいかも!)からバーンと一気に楽器が入ってくるイントロ、もうもうと砂嵐が吹き荒れるような演奏、ロックの恍惚を凝縮したような爽快なナンバー! で、今日もやっぱり私は「砂のコリン」で崩れてしまった…。これはほんと毎度ヤバくて…まず夏秋さんのリムショットの色っぽさだけで息止まっちゃうし…、そこから後半、各楽器が駆け上がっていくあまりにも壮絶な軌跡、その先の風景のただならなさ。あードキドキして熱出る、ダメだーもう…。「スノーバード」の演奏も、相変わらず妖しく、ひときわ不気味で、絶品だった。

それにしても、夏秋さんのドラムはどうしてこうも必殺なのか…。ナイフ使いの名人が手持ちのナイフを次々と的に命中させていくように、夏秋さんのスネアの音は心臓にストンと刺さってくる。何気ないくせに、ものすごく深く。夏秋さんの左手、つい何度もうっとりと眺めてしまった。しなやかな動きでスネアドラムから信じられないリズムを叩き出す。やっぱり世界でいちばん好きな音かも…。

さらに数曲演って、西村さんソロコーナーはいったん終わり。ここまででも、十分なくらい胸いっぱいだったけど、休憩挟んでいよいよ凄いことに。


■グランドファーザーズ

美尾さんを除く4人&ギター持参の青山陽一さんがステージに上がってきて、セッティングは、メトロトロンのときと同じように右から西村、青山、大田。わ…まじグランドファーザーズだよ…(泣)。夏秋さんのカウントから「異常な夜、貴重な月」。あああーーーカッコイイーーーッ!!!!青山さんのギターと西村さんのギターが目の前で絡んでいく、これ以上ゼイタクな光景って世の中にあるかな!?そして青山さんのボーカルを追いかける大田さんと西村さんのコーラス。わーん、グランドファーザーズだーーー(泣)。さらに間奏で炸裂する西村さんの超変態フレーズ!うわーーーん、ヤバイヤバイヤバイ、グランドファーザーズだよーーーーー(大泣)。もう、どうにかなりそう…(壊)。そうだとは思っていたけどここではっきりとわかった、やっぱりグランドファーザーズって、他のどこにもないバンドだって。ワン&オンリーの存在だって。それは西村ソロとも青山ソロともやっぱりちがっていて、どうしてもこのバンドじゃなきゃ生まれない音があって、そこに替わりなんてないんだ。ああ、やっぱり私、グランドファーザーズが好きだ…。

たたみかけるように「WILD FRIENDS」。20年近くも前の曲なのに、古いどころか、イマ基準で見ても相変わらずストレンジな存在感。で…次の曲でホントに意識ふっ飛んだ。このイントロ…「Baby Fields」だ…!!どかーん…。わーーーん、たぶん本当に、ナマで聴くの20年ぶり。特にファースト『Western-Charnande』の曲は、ライブ通いしてたころの記憶を引っ張りだして、私をどうしようもない思いに突き落とす。ダメだ…。

それにしても。2008年のグランドファーザーズ、クソカッコイイよーーー!!!!メンバーの力量が20年前よりも格段にアップしてるせいで、(といってもあのころだって相当巧いバンドだったけど、)ほんとにとんでもないバンドがここに現れちゃってる。青山陽一と西村哲也がひとつのバンドでギター弾いてるんだよ?大田譲がベース弾いてるんだよ?さらに夏秋文尚がドラム叩いて伊藤隆博がキーボード弾いちゃってるんだよ?コレいくらなんでも、音楽の神様、恵みを投下しすぎだろう…。

そして!予告どおり新曲を披露。「アンダーグラウンド」。ああ、嘘みたいなことが目の前で起こってる…。グランドファーザーズの「新曲」を聴けるなんて、彼らが解散して以来、願ったことはあっても、叶うと思ったことなんてなかったのに。青山さんが書いてきたこの新曲は、伸びやかでストレートで、ロックであることのよろこびに満ちているような曲だった。そう、まるでグランドファーザーズというバンドの新しい芽吹きを謳歌するような!

さらに次が「CLEANING INSIDE」だって!なんて意外な選曲!でも、この演奏が息止まりそうなぐらい凄かった…。この日いちばん倒れたかも…。っていうか、この曲、こんなにカッコよかったっけ!?おっそろしいグルーヴ、めくるめく狂ったギターフレーズ、交錯するボーカルとコーラス、どんどんテンションの高まっていく曲調、あーヤバすぎるよ、どうにかなりそうーーー(泣)。ああ、ほんとすごい。2008年の今のグランドファーザーズの、おそろしいほどのポテンシャルが大爆発。断言できる、こんなバンド日本のどこにもないって。息吹き返してイキナリ日本最高のロックバンド、もうほとんどそんな感じ。ああ、おそろしい…。

わーーーーん「僕は火の車」だーーーー!!!!メチャメチャアガるーーーー!!!!青山さんのボーカル疾走ーーー!大田さんのハモりが最高ーーー!西村さんの「パッパパッパー」が泣けるーーー!そして間奏のギターフレーズ「♪タララ・タララララ」を青山さんのストラトと西村さんのレスポールと大田さんのベースがユニゾる、もう鳥肌。どうしよう、カッコよすぎる…(壊)。

さらに!トトトトトト「TRAVELING MOOD」!!もーあなたたちは私を殺す気ですか…(泣)。私がこれ以上ないってぐらい愛してるあのイントロ、昔はよくやり直してたけど(笑)今日は一発でキマり、目の前でナマでぶっ放されるーーー。ああーいい曲だなー。いいバンドだなー。「♪素敵な君乗せてる 化石のバスが行くよ」…ああ、最高(泣)。グランドファーザーズ、大好きだ!!!!もう、楽しすぎて、うれしすぎて、好きすぎて、感激はレッドゾーンをはるかに突破。

グランドファーザーズはそこでおしまい。青山さんと美尾さんが入れ替わって、西村ソロ。「何でもいい」、さらに勢いに乗ったまま「HEY HEY(赤い汽車に乗って)」!途中、ありったけのバンドの重力をかけて放たれる、あのキメフレーズの快感。西村さんのギターソロは、クレイジーなんて言葉じゃ足りないほどの温度の高さ。はー、クラクラする…。


■アンコール

すでに、じゅうぶん瀕死の状態だったけど…。アンコール。美尾さんも青山さんも含めた6人全員で出てきて、西村さんの「エレクトリック・ラバー」。そして、さらにラストに「ROUGH MIXのテーマ」。本人たちはちょっと自信なさそうに(笑)やり始めてたけど、これが、あぜんとするほどよかった。彼らのセカンド1曲めに入ってるこの曲…じつは、個人的にはこのファンクなノリがいまひとつピンとこないナンバーだったんだけど、この日、あっけなくそれがくつがえされちゃった。はっきりと、今までに聴いたことのない「ROUGH MIX」だった。もしかしたら20年前のグランドファーザーズがやりたかったのは、今日のこんな音だったのかな、とかまで勝手に思ってしまうぐらい、すばらしい演奏だった。大田さん夏秋さん伊藤さんが築くリズムの半端じゃない重たさ。その上で高らかに鳴る、青山さんと西村さんのユニゾンのフレーズ。ちょっと背筋が寒くなるほどのいい演奏。


もう、壊れ尽くした。破片も拾えないぐらい。私って本当にグランドファーザーズが好きなんだなと思ったし、2008年のグランドファーザーズがどんなにおそろしい存在かをまざまざと見せつけられちゃった。ヤバイよ、これは…。メンバーからはちらっと、パーマネントな活動があるかもよ〜的な発言もあり、そうなったらマジで音楽シーンを揺るがすかも。青山陽一と西村哲也と大田譲と夏秋文尚と伊藤隆博だからねえ…おそろしいバンドだよね、どう考えても。妄想はまだまだ続くけど、さすがに時間切れなので続きはまた。


すばらしいライブを見せてくれた西村さん、そしてメンバーのみなさん、ほんとうにありがとう!!



*セットリスト(たぶん、だいたい)


【第一部】

■西村哲也&マーシーホテル(大田譲、夏秋文尚、伊藤隆博、美尾洋乃)
01 幸せな人生
02 ひまわり
03 キッチン・ミュージック
04 グラスマン
05 砂のコリン
06 Lost Sunday
07 スノーバード
08 GOOD BYE
09 悲しみのキトュン

【第二部】

■グランドファーザーズ(青山陽一、西村哲也、大田譲、夏秋文尚、伊藤隆博)
10 異常な夜、貴重な月
11 WILD FRIENDS
12 BABY FIELDS
13 アンダーグラウンド
14 CLEANING INSIDE
15 僕は火の車
16 TRAVELING MOOD

■西村哲也&マーシーホテル
17 何でもいい
18 HEY HEY(赤い汽車に乗って)

【アンコール】

■全員
19 エレクトリック・ラバー
20 ROUGH MIXのテーマ


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気楽にやりすぎ?
2008/03/24 16:40

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
どうもです(^^;)いや、このセットリストは確かに悶絶しますね〜ってわしゃ男子ですが(^^;)以前拾得で青山さんと西村さんがソロ出演したときに、一緒に異常な月、貴重な夜をやってえらくかっこよかったのですが、こんなにたっぷりやってくれるとはね〜。しかも新曲まで!これ、一夜限りではもったいないので、是非とも活動続行を希望したいですね〜(^^;)
めんちかつ
2008/03/23 17:22
■めんちかつさん
コメントありがとー。やーもう、いまだあの夜のグラファンの記憶に、半ば壊れたままです…。私もこの4年ぐらいのあいだに、単発で「Traveling Mood」や「Rough Mixのテーマ」を聴いたことはあったけど、それは「ああ、グラファンいいバンドだったね〜」っていう、どうしても過去形のものだったの。でもこの日、これだけのセットリストを立て続けに演奏したグランドファーザーズは、どう見ても「今」の、「現役の」輝きを持ったバンドでした。ほんと、こんなバンドが新曲なんか作ってどんどん演奏し始めたらエライことになりますよ!音楽シーン、騒然とすると思う。いろいろ実務的なハードルもあるとは思うけど、世界に誇れるレベルのこんないいバンド、眠らせておく場合じゃないと思うなー、じゃんじゃん活動してほしいです!!
moonlightdrive
2008/03/24 00:20
グラファン、カッコよかったねぇ。曲が捻くれててって意味が分かった気がしたよ。ライブだとすっごいんだね。
私は個人的に大田さんがあんなに本気出してベース弾いてるのに感動(笑)。リアクションもおかしくて目が離せなかった。
あとすごい嬉しそうな青山さんと西村さんのギターね、ちょっとショックだったなぁ。今後の活動が超楽しみ!
あとこの日は夏秋さんにもかなり持ってかれてました。「砂のコリン」が特にスゴカッタ・・・!
あや
2008/03/24 16:38
■あやさん
どーもどーも。おかしかったね〜、メンバー3人が3人とも「曲が難しくて…」「いかにねじくれたモノばかり作ってたかっていう…」と、過去の自分たちの曲に向かってブツブツ言ってるんだもん(笑)。大田さんのベースの凄さにはあらためてブッ飛んだなーーー。「ROUGH MIXのテーマ」、大田・夏秋・伊藤の、おそろしいまでの重量級リズムが忘れられない…!!青山さんと西村さんのツインギターもシビレたーーー、無敵だよね、どう考えても。「砂のコリン」の夏秋さんのドラムは反則だと思う…あんなの、とろけて崩れちゃうに決まってるもん…。
moonlightdrive
2008/03/24 23:49

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