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zoom RSS 鈴木博文『凹凸』発売記念ライヴ @ 青山月見ル君想フ

<<   作成日時 : 2008/11/03 04:11   >>

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画像どこまでも男っぽく、どこまでもやさぐれたバンドサウンド。今私がいちばん聴きたい音があった。はぁ…。タメイキ。
鈴木博文『凹凸』発売記念ライヴ
「Concave-Convex Band From AUTREY」
日程: 2008年11月2日(日)
会場: 青山・月見ル君想フ
開場: 18:30 開演:19:00
料金: 前売 4,200円 (1ドリンク代別) 当日 4,500円 (1ドリンク代別)
出演: 鈴木博文
Concave-Convex Band
[青木孝明・大田譲(CARNATION)・夏秋文尚(ジャック達)・西村哲也]



新曲を立て続けに3つ、というオープニング。ほんとに男っぽい、寡黙なバンド。そこがいい。特にバックの4人は、全員が見事に演奏することにしか興味なさそうなメンバーで。加えて主役の博文さんもあんまりしゃべらないときてるから、ときどきぼそぼそっとヒトリゴトみたいなMCもしくは告知、が入る以外は、ひたすら音楽で突っ走る。

それにしても、名前見ただけでうっとりするメンバーだと思ってたけど、ナマで現物を目の当たりにして、あまりの贅沢さにクラクラした。大田・夏秋の鉄壁のリズム隊の両側で、西村さんのギターの歪んだ音と青木さんのギターののびやかな音が同時に鳴るなんて!彼らの献身的なまでのすばらしい音をバックに、自由に歌いアコギを弾く博文さん、ほんとうに楽しそうだった。「晴れた日に」はつくづく名曲。腕の立つメンバーが空高くへと飛ばすサウンド、ナマで聴けてシアワセだったな。

途中、せっかくこういうメンバーなので、ということで、青木さんと西村さんが自分のソロ曲を1曲ずつ歌うコーナーがあったのだけど、そのとき、博文さんがステージから完全に引っ込んじゃったのがものすごくおかしかった。ソロライブなのに、バックバンドだけ残して主役がいなくなっちゃうなんて(笑)。残された4人がぽかんと顔見合わせて「えーと…」みたいな様子だったのもおかしかった。

メンバー各自の紹介&告知コーナーでは、大田さんが(正式メンバーでもないのに)しっかり明日のジャック達ライブまで告知してたね、夏秋さんはしないのに(笑)。大田さんは「夏秋くんと先週から今週ずっといっしょだったね〜。でも、それも明日で終わるので寂しいです」と言い、博文さんに「気持ち悪いよ」とツッコまれてた(笑)。そして博文さんは夏秋さんに「ほんとは夏秋くんがジャック達のリーダーでしょ?一色くんは狂言回しだもんね」とか言ってた(笑)。うはは、博文さん言いまくり!

博文さんひとりの弾き語りなども挟みながら、私にとってのこの日最初の大きな(中小は、それはもう数限りなくあるわけですが)ブッ飛ばされポイントは、中盤の「朝焼けに燃えて」。ものすごかったな…、この演奏。西村さんのギターが狂おしくうねり、青木さんのしなやかでタフな音が走り、大田さんのベースが地を掘り返すように響き、この曲の中盤でこの日初めてアコギから持ち替えられた(と思う)博文さんのグレッチが空気を引き裂くような音をさせて。そしてこの4本の(ベース)ギターを引き連れながら、夏秋さんのドラムは少しずつ熱を帯びて、いつしか心臓が高鳴るほどの激しいドラミングに。無骨な5人のメンバーが、お互いのタイミングを視線の端でさりげなくはかりながら、自我そのもののような音を炸裂させてる。その、信頼の上にこそ成り立っている激しい演奏にたまらなくグッときちゃった…。切り取って心の中にしまっておきたいほどいい絵だった、このときの5人。

新曲群もたっぷりあれば「馬鹿どもの夜」なんてうれしい選曲もあったセットリスト。本編が終わって、拍手に導かれ再度バンドが出てきてのアンコール1曲め、鳴り出したイントロが、びゅん、と私の心臓を貫通。その場で崩れ落ちる。これが個人的に、今夜の最強の狙撃主だったかな…。「JITABATA」、このイントロ。このメロディ。言いようもない思いを(勝手に)抱いている、魂の1曲だから。今夜のこの曲、西村さんのギターがまたすさまじい音で鳴ってた。大田さんと青木さんのバッキングボーカルもすばらしかったな。

さらに、「Fence」だもん…。反則でしょ…。どうすりゃいいのよ。

きみの白い胸は暑苦しくて息ができない
慣れたキッスをぼくは繰り返すハイウェイ
いかれた朝だ



ニューアルバム『凹凸』の中の曲もよかったけど、昔から大好きな曲をこのバンドの音で聴けたことは大変なよろこびだった。博文さんが頻繁にバンド編成のライブをやっていた90年代に音楽リスナーを降りていた私にとっては、博文さんのバンドライブって、心のどこかでずっと焦がれてる夢のようなものだったから。ほんとうにいいメンバー、いい音、いいライブだった。


いろいろ思ったことたくさんあるけど、それはまた。(明日も学童保育連合運動会で朝早いのだ…)


*だいたいたぶんなセットリスト

01 riparian life
02 やわらかい戦慄
03 自由な老兵
04 Bomb
05 晴れた日に
06 きみに朝が届く前に
07 君の名前(vo.青木孝明)
08 キッチン・ミュージック(vo.西村哲也)
09 屑になったら(博文弾き語り)
10 そばにいるかい(博文弾き語り)
11 朝焼けに燃えて
12 凹凸
13 リチャードの帰宅
14 馬鹿どもの夜
15 櫂のないボート

encore
16 JITABATA
17 Fence

encore2
18 大寒町(博文弾き語り)


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コメント(5件)

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おお、あの感動がまるで昨日のことのように蘇る…って、昨日だったんですが。それにしても帰宅後渾身のレポ書いて明け方投稿、これから運動会に参加して、夜はジャック達ライブ。いつ寝るの?
さて、ワタクシは東京見物して帰ろうっと。はとバス乗り場へGO!
ぜん
2008/11/03 09:08
おおお、早いなぁ、さすが! 私は昨日はあんなにやることがあるのに何にも出来ずに撃沈。そうよそれよりいつ寝るのよ、体壊さないでね。ではまた今夜〜。
あや
2008/11/03 11:14
うはあ。これはまたmoonlightdrive様のために企画されたかのよう。
>鈴木博文・青木孝明・大田譲(CARNATION)・夏秋文尚(ジャック達)・西村哲也
で、今日は皆様でジャックたちをお楽しみになったのですね。うらやま。
ではまた渾身のライブレポを読めるというわけですね。楽しみにしています。
marumi
URL
2008/11/03 23:33
■ぜんさん
どーもでした!やーお互い、あんな贅沢なメンバーのライブ観られてよかったよねえ。ライブの記憶を糧に、しばらく仕事がんばれそう。この日はこの感想文書いて数時間寝て運動会に参加して、思ったより早くあがれたので、ジャージにハチマキ姿で吉祥寺に行かなくて済んでほんとうによかったです…。

■あやさん
連日連夜どーもどーも。っていうか私は2つ連続に過ぎないけど、あやさんは4日で5つ、だもんなあ、何か計算が間違ってるとしか思えない(笑)。しっかし昨日も一昨日もカッコイイライブだった。リズム隊いっしょだけど(大田・夏秋コンビ2days…笑)、寡黙な博文さんと喋りまくる一色さん、フロントマンがぜんぜんキャラちがってて、とか、比べるとおもしろいね。両方とも楽しかったしすばらしかったなー。シアワセすぎ。
moonlightdrive
2008/11/05 02:11
■marumiさん
こちらにもコメントありがとです!ほんとにね、この博文バンドのメンツが、もー1人だけでも震度7、みたいな相手が5人、ですからね。震度35。文明が滅びるほどの破壊力でした…。しかも次の日にジャック達だなんて、私を破壊するにもほどがある。渾身かどうかはわからないけど、ジャック達の感想文もいずれ書くので、気が向いたらまた来てみてください〜。
moonlightdrive
2008/11/05 02:12

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